若ハゲを改善したい!原因と対策を徹底検証してみよう

公開日 / 2022.01.04 更新日 / 2024.04.18
この記事の監修者
宮内 俊
ウィルAGAクリニック 総括院長

AGA患者70,000件以上※の治療実績から生まれた独自の発毛理論をもとに、表参道ウィルAGAクリニック開院。 2018年5月ウィルAGAクリニックに改名し、全国14院を展開。現在、ウィルAGAクリニックの総括院長、医療法人社団紡潤会の理事長として日進月歩研究を進めながら、日々の診療にあたる。千葉大学医学部卒。

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AGA患者70,000件以上※の治療実績から生まれた独自の発毛理論をもとに、表参道ウィルAGAクリニック開院。 2018年5月ウィルAGAクリニックに改名し、全国14院を展開。現在、ウィルAGAクリニックの総括院長、医療法人社団紡潤会の理事長として日進月歩研究を進めながら、日々の診療にあたる。千葉大学医学部卒。

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生え際を確認する男性
若ハゲを発症すると、実年齢よりも上に見られる可能性があるほか、精神的なショックを受ける人も少なくありません。若ハゲの原因を知り、自分自身で行える対策を、今回の記事で考えてみましょう。

若ハゲに定義はあるのか?

悩む男性

若ハゲとは、「若年性脱毛症」と呼ばれる薄毛症状を指します。広く知られるAGA(男性型脱毛症)は、一般的に20代後半以降に始まる脱毛症状を意味しており、若ハゲもAGAのひとつに含まれますが、10代後半から20代前半での脱毛症状を表すことが多くなっています。

「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」において、AGA発症者のうちおよそ10%が10代での発症であると示されています。つまり、若ハゲは決して珍しくない症状なのです。さらに、女性でも若ハゲを発症する可能性があり、男性だけの症状ではないことを理解しておきたいものです。

若ハゲに明確な定義や基準は決められていませんが、次の項で紹介するポイントが気になりだしたら、若ハゲの症状が現れていると言えるでしょう。

若ハゲを見分けるポイントとは?

人差し指を挙げる男女

若ハゲの症状が始まっているかどうかを見分けるには、次のポイントに注目すると判断しやすくなります。気になる方は、一度チェックしてみましょう。

以前より抜け毛が増えた

男性ホルモンのひとつである、ジヒドロテストステロンという物質が生成されると、髪の毛が太く長く育つために必要な成長期が短くなります。正常な成長期は2年から6年ほどですが、ヘアサイクルが乱れると成長期が数か月から1年程度まで短縮されてしまいます。そのため、抜け毛が増えたと感じるようになり、若ハゲの症状を実感する人が増えるのです。

1日50本から100本程度の抜け毛であれば、正常範囲と言われますが、それよりも抜け毛の本数が多いと、問題が起きていると言えるでしょう。

生え際が後退してきた

生え際が後退した状態とは、正面から鏡を見た時に額がM字型、もしくはU字型に見えることが特徴です。これはAGAの典型的なパターンであり、AGAを発症した可能性が高い症状です。

つむじの皮膚が赤くなる

つむじ周辺の皮膚が赤くなる、もしくは透けて見えるなどの症状が出ると、O字型の若ハゲが始まっている可能性があります。皮膚が赤く見えるのは、血行不良や紫外線によるダメージ、頭皮の乾燥などが原因です。

ヘアセットがしにくくなった

髪の毛のボリュームが減るとコシがなくなるため、ヘアセットがしにくくなってしまいます。今までよりもヘアセットに時間がかかったり、崩れやすくなったりした場合は、髪の毛の量が減っているかも知れません。

若ハゲが起こる原因とは?

公園でカップを片手に休む男性

これまで解説したように、若ハゲは誰もが起こりうる症状です。発症する原因には、何が考えられるのでしょうか。

遺伝

先ほど少し触れたジヒドロテストステロンは、テストステロンと呼ばれる男性ホルモンと、5αリダクターゼと呼ばれる酵素が結びつくことで発生します。5αリダクターゼの産生量は遺伝が深く関係しており、活性が高いとAGAを発症しやすいと言われています。

さらに、アンドロゲンレセプターの感受性が高い人も薄毛になりやすいと言われ、こちらも遺伝による影響が大きく見られます。

髪の成長期が短くなる

ジヒドロテストステロンは、髪の毛の成長期にも大きく関係しています。ジヒドロテストステロンと、頭皮にある受容体が結合すると、脱毛因子であるTGF-βが増加します。これによりヘアサイクルが乱れ、髪の毛の成長期が短くなってしまうのです。

髪の毛の成長期が短いと、髪の毛が細く短くなるうえ、十分に髪の毛が伸びないまま抜けてしまうことも増えるために、全体の髪の毛の量が徐々に減ってしまいます。

生活習慣の乱れやストレス

若ハゲを発症するのには、日頃の生活習慣も大きく関係しています。食生活の乱れは、髪の毛の生成に必要な栄養素が十分摂れず、成長ホルモンが作られなくなってしまいます。

また、睡眠不足が続くと、毛母細胞の活動を促すためのIGF-1という物質が生成できず、髪の毛の成長も阻害されます。成長ホルモンは、午後10時から午前2時までの間が最もよく分泌されると言われているため、この時間帯にしっかり寝ると、発毛効果が期待できます。

仕事で多忙な日々を送っていると、どうしても運動不足になりがちですが、運動不足は血行不良を招き、髪の毛に必要な栄養素を頭皮まで届けられなくなります。できるだけ毎日少しずつ運動すると良いでしょう。

運動不足のほかに、大きなストレスがかかることでも、血行不良およびホルモンバランスや自律神経の働きの悪化を招きます。こまめなストレス解消を心がけ、体調管理のきっかけにしましょう。

女性の若ハゲは、「びまん性脱毛症」と診断されることがあります。AGAとは異なり、頭皮全体の髪の毛が徐々に薄くなるのが特徴です。また、症状が急速に進むことが少なく、気がついたら髪の毛が薄くなっていたと気づくケースが一般的です。

誤ったヘアケア方法

シャンプーの仕方が間違っていたり、間違ったヘアケア方法を続けたりしていると、頭皮を痛めてしまい薄毛が進行する恐れがあります。髪の毛を守るために、1日に何度もシャンプーしている・十分にシャンプーをすすいでいない・頭皮を洗わない・髪の毛が濡れたまま放置しているなどの行為は避けましょう。

若ハゲを改善する対策法は?

洗髪する男性

若ハゲは、放置してしまうと改善は見込めませんが、適切な対策法をとると改善できる可能性があります。次に紹介する対策を行ってみましょう。

生活習慣の改善

成長ホルモンのスムーズな分泌を促し、髪の毛の成長を正常に行うには、生活習慣の改善が近道です。できるだけ栄養バランスのとれた食事を摂りたいものですが、忙しく余裕がない場合は、タンパク質・亜鉛・ビタミン類などのミネラルを特に意識して摂るようにしましょう。不足しがちな栄養素を、サプリメントで摂取するのもひとつの方法です。

睡眠時間も見直し、少なくとも1日に6時間から7時間確保するよう心がけましょう。成長ホルモンの分泌だけでなく、自律神経の乱れや血行不良も、睡眠の確保により改善できる可能性があります。

ストレス解消

ストレスを解消できる方法は、一人ひとり異なります。スポーツをする・音楽を聴く・映画を観るなど、自分が楽しいと思える解消法に取り組んでみましょう。ストレスは、慢性化すると自覚できなくなるため、自覚していなくとも定期的なストレス発散を心がけましょう。

正しい方法でシャンプーする

頭皮を正常な状態に守るには正しい方法でのシャンプーも大変重要です。シャンプーをする際は、爪を立てたり力を入れ過ぎたりせず、指の腹を使ってやさしく洗いましょう。こうすると、汚れだけがきれいに落とせます。

また、無添加・ノンシリコン・アミノ酸などと表記された低刺激シャンプーを使うと、頭皮や毛根への刺激を最小限に抑えられます。

若ハゲは早期対策が重要

若ハゲの症状が見られるようになったら、早い段階で対策をとることが重要です。確実な改善を目指したい方は、ウィルAGAクリニックへご相談ください。

ウィルAGAクリニックでは、患者様の症状やご希望に合わせて、さまざまな治療方法をご提案いたします。関東および名古屋に9つの院を構え、どの院も最寄り駅より徒歩5分以内とアクセスに大変優れています。

さらに、多忙な方や遠方の方に向け、遠隔治療を開始いたしました。初回のみご来院いただき、カウンセリングおよび診察を受けていただくと、2回目以降は通院時間や待ち時間もなく、誰にも会わずに医師の治療が受けられます。

治療に不安な方は、カウンセリングを受けられてからのご判断で結構ですので、まずはお気軽にご連絡ください。

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