あなたの頭皮は健康?頭皮のセルフチェックのやり方を解説
頭皮の悩みには主に、痒み・フケ、薄毛・抜け毛、べとつき・乾燥などがあります。
あなたの頭皮はどのような悩みがありますか。
自分の頭皮の状態をセルフチェックをすることで頭皮の状態を知ることができます。
今回は、簡単な頭皮のセルフチェックの方法と、チェックの結果に合わせた頭皮ケアの対策についてご紹介します。
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1.頭皮のセルフチェック
頭皮は髪の毛に隠れて全体像は見えにくいですが、髪の毛の分け目や生え際から頭皮をチェックできます。
頭皮のセルフチェック項目をご紹介します。
(1)頭皮の色のチェック
頭皮の色は視診とマイクロスコープの2種類で見られます。
残念ながら視診で見れる範囲は限られており、頭皮が赤い場合は、頭皮に炎症があるかどうかになります。
視診では頭皮の異常を把握しきれないためです。
そのためクリニックなどで直接マイクロスコープを通して、診断してもらうことをおすすめします。
頭皮の色 | セルフチェック結果 |
---|---|
頭皮が赤い | 頭皮に炎症がある状態です。炎症の症状が強い場合は、赤い皮膚の上にフケも付着することがあります。 |
(2)頭皮の毛根チェック
次に、頭皮の毛根をチェックしましょう。
毛根のチェックには、薄毛が始まりやすい頭頂部・前頭部を、薄毛になりにくい側頭部・後頭部の毛根を比べるのが分かりやすいです。
頭頂部・前頭部の毛根(※側頭部・後頭部と比べて) | セルフチェック結果 |
---|---|
毛根の数が少ない | 薄毛が進行している可能性があります。 |
毛が細い、短い、柔らかい | 薄毛が始まっている可能性があります。 |
2.頭皮の健康のためにできること
頭皮をセルフチェックした上で、頭皮の状態に合わせた対策を行いましょう。
(1)頭皮の乾燥がある場合
頭皮の乾燥がある場合、乾燥対策として以下をお勧めします。
・洗髪のし過ぎを避ける
洗髪の回数は1日1回が目安ですが、乾燥が強い場合はシャンプー量を半分にするなど乾燥の度合いに合わせるのもひとつの方法です。
・低刺激のシャンプーリンスを選ぶ
シャンプーリンスの洗浄力が強すぎると頭皮の皮脂をとりすぎてしまい、乾燥が強くなることがあります。
その場合は低刺激のシャンプーリンスを選びましょう。
アミノ酸系or石鹸系のシャンプーリンスは低刺激のシャンプーリンスとしてお勧めです。
・頭皮の保湿をこまめに
頭皮をこまめに保湿しましょう。
ローション剤やスプレー剤など塗りやすい頭皮用の保湿剤が多く販売されています。
・外出時の頭皮保護を
特に冬季は湿度が下がり頭皮が乾燥しやすくなります。
外出時に帽子をかぶると頭皮への外気の影響を防ぐことができます。
(2)頭皮がべたつく場合
頭皮の皮脂が多い場合は以下の対策がお勧めです。
・洗髪を1日1回は行う
皮脂の分泌が多い場合、洗髪回数が少ないと頭皮に皮脂が溜まりやすくなるため、1日1回は洗髪するようにしましょう。
必要であれば一度シャンプーを半量で洗った後にもう一度通常量で洗うのも効果的です。
・生活習慣を整える
食生活:食生活の乱れによって皮脂の分泌量が増える場合があります。
動物性脂肪やファーストフード、レトルト食品が多いと脂質をとりすぎてしまうことで皮脂の分泌量が増えてしまいます。
バランスの良い食事を心がけましょう。
また、皮脂の分泌を整える効果のあるビタミンとしてビタミンB2、ビタミンB6があります。
ビタミンB2、B6が多く含まれる食品(赤身魚、レバー、ヒレ肉、ささみ、豆類、バナナ、さつまいも、玄米など)をとるようにしましょう。
運動、睡眠:皮脂の分泌には体内のホルモンによって調節されています。
運動不足、睡眠不足によってホルモンバランスの乱れると、皮脂の分泌の調節が乱れて皮脂が増加します。
適度な運動、睡眠を心がけましょう。
・ストレス、疲れをためない
ストレスや疲れが溜まるとホルモンバランスが乱れて皮脂の分泌の増加につながります。
ストレス、疲れはこまめに発散しましょう。
(3)頭皮に炎症がある場合
頭皮に炎症がある場合は以下の対策を進めましょう。
・かぶれの原因がないか確認する
頭皮に炎症がある場合、頭皮に付着する何かにかぶれている場合があります。
かぶれの原因としては、毛染めやパーマの薬剤やシャンプーリンス、スタイリング剤などが多いです。
原因となるものに接触するたびに頭皮の炎症が強くなるというのが特徴です。
かぶれの心当たりがある場合は原因となるものを避けましょう。
・病院に相談する
頭皮に炎症が起こる原因としては、乾燥の悪化、原因のはっきりしない湿疹の場合もありますが、その他に以下のような病気の場合もあります。
頭皮の炎症が続く場合は治療が必要ですので病院で相談しましょう。
脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん):頭皮の皮脂の増加と皮脂を好む常在菌(主にマラセチア菌)が原因の皮膚炎です。
頭部乾癬(とうぶかんせん):皮膚の免疫機能の異常が関わる病気です。全身に見られることがありますが、頭皮の場合は赤み、フケが主な症状となります。
頭部白癬(とうぶはくせん):頭皮に水虫が感染した状態です。水虫が感染した部位に赤み、フケ、時に脱毛が起こることがあります。
(4)頭皮の薄毛がある場合
頭頂部・前頭部を中心に薄毛が見られる場合は、男性型脱毛症(AGA)、女性男性型脱毛症(FAGA)の可能性が考えられます。
その場合の対策についてご紹介します。
・生活習慣を整える
髪の毛を作る毛根への栄養は頭皮の毛細血管から届けられます。
毛細血管の血液に含まれる栄養は、日々の食事が関わります。
つまり、健康な髪の毛を作るためには毎日の食生活が重要です。
バランスの良い食事を心がけましょう。
特に髪の毛の主成分であるタンパク質をしっかりとることをお勧めします。
また、AGA、FAGAは原因として男性ホルモンが関わっています。
FAGAの場合は、女性ホルモンの減少も関与しています。
睡眠不足、運動不足は、ホルモンバランスの乱れにつながります。
そのため、適度な睡眠、運動を心がけましょう。
・病院に相談する
薄毛が気になる場合は早めに病院で相談しましょう。治療を行うことで薄毛、抜け毛を改善させることができます。
病院では主に発毛効果のある薬(ミノキシジル)、脱毛を防ぐ薬(フィナステリド(男性用)、デュタステリド(男性用)、スピロノラクトン(女性用))が用いられます。
3.頭皮のトラブル、薄毛に関するご相談はウィル AGA クリニックへ
もし薄毛・脱毛症に関するお悩みがある場合は、お気軽にウィル AGAクリニックにお問い合わせください。
薄毛に悩む方が一人でも多く悩みから解放されるよう、
全力でサポートしていくことをお約束します。