薄毛を気にする女性が増加中……その対策は?
「薄毛を気にしている」女性や「薄毛対策をしている」女性が増えています。
女性の脱毛症は、FPHL(FAGA)などと呼ばれます。
この記事では薄毛に悩む女性や、薄毛になりたくない女性に向けて、今すぐ取り組んでいただける対策を紹介します。
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Dr.シュンの発毛チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=WM3-m8R2MYc
目次
1.薄毛に悩む女性が増えている
株式会社リクルートライフスタイル(本社・東京都千代田区)の「薄毛に関する意識調査2019」によると、薄毛に悩む女性は増加傾向にあります(*1)。
調査結果を詳しくみていきましょう。
*1:https://www.recruit-lifestyle.co.jp/news/pressrelease/beauty/nw28237_20190725
(1)「薄毛自覚」「気にしている」「対策している」の3項目とも2年連続増加
薄毛に関する意識調査の結果は次のとおりです。
<薄毛であると自覚している女性>
・2017年:7.7%
・2018年:8.6%
・2019年:9.5%
<薄毛を気にしている女性>
・2017年:7.3%
・2018年:7.9%
・2019年:8.7%
<薄毛対策を講じている女性>
・2017年:4.8%
・2018年:5.1%
・2019年:5.4%
薄毛であると自覚している女性も、薄毛を気にしている女性も、薄毛対策を講じている女性も、2年連続で増加しています。
薄毛は女性にとっても身近な出来事になりつつあります。
(2)30代後半~40代前半で気になることも意外に多い
女性に「薄毛が気になり始めた年齢」を尋ねたところ、50代後半が最も多く17.6%でした。男性の最多は40代後半の16.0%だったので、女性のほうが「気づき」が遅いことがわかります。
女性の「薄毛が気になり始めた年齢」の順位は次のとおりです。
・1位:50代後半(17.6%)
・2位:40代前半(15.3%)
・3位:50代後半(11.6%)
・4位:40代後半(10.7%)
・5位:30代前半(9.1%)
・6位:30代後半(7.7%)
30~40代で薄毛が気になる人は合計42.8%(=15.3%+10.7%+9.1%+7.7%)にもなります。
FPHLは更年期に入ったころから深刻になることが多いのですが、この調査結果からは30代40代でもFPHLと無縁でいられないことがわかります。
2.まずはすぐにできることから始めよう
「あれ?」と思い始めた女性は、まずはすぐにできることから始めましょう。ここでは
- ストレス解消
- 食生活の見直し
- 皮脂への注意
- ヘアケア
について解説します。
(1)ストレスを解消してホルモンバランスを整える
ストレス解消が薄毛対策になるのは、ホルモンバランスを正常化する効果が期待できるからです。
ストレスとホルモンと薄毛の関係について解説します。
薄毛は、髪の毛が正常に成長しないことで起きます。髪の毛は、髪の毛の細胞が分裂を繰り返すことで成長していきます。
そして細胞分裂は、絶妙なホルモンバランスの上に成り立っています。
つまり、ホルモンバランスが崩れると髪の毛の細胞の分裂が滞り成長しづらくなって、薄毛になるわけです。
過剰なストレスを受けるとホルモンバランスが崩れて体調不良になることがあり、薄毛も体調不良の1つの症状と考えられます。
そこで、過剰なストレスを受けたあとに薄毛が気になり始めた人は、ストレスを回避する方法を取ったほうがよいでしょう。
そうすれば「ストレスの回避→ホルモンバランスの回復→髪の毛の細胞の分裂の回復→薄毛の解消」という具合に改善していくかもしれません。
(2)食生活を見直してホルモンバランスを整える
ホルモンバランスは食生活の乱れでも起き得ます。暴飲暴食や栄養過多に陥っていて、なおかつ抜け毛の本数が多くなってきた方は、食生活を見直してみてください。
無理なダイエットと過度な糖質制限も薄毛の原因になります。
全身の健康によいとされる、野菜を多く摂る食事を試してみてください。野菜を摂りづらい人は、サプリメントで栄養を補給してもよいでしょう。
(3)頭皮の皮脂が過剰にならないようにする
皮脂とは、体内から皮膚の表面ににじみ出てくる脂(あぶら)です。皮脂は外敵から体を守るバリアの役割を果たしますが、皮脂が古くなると皮膚を炎症させすることがあります。
この現象が頭皮に起きると、髪の毛の成長を阻害します。
そのため、頭皮の皮脂が過剰にならないようにする必要があります。洗髪は過剰な皮脂を洗い流すのでとても重要です。ただ、頭皮から皮脂が完全になくなってしまうとバリア効果も失われてしまうので、シャンプーしすぎないことも必要です。
(4)シャンプーを変えるなどヘアケアは効果が期待できる
シャンプーが体質に合っていないと、やはり頭皮の炎症を招くことになりかねません。異変を感じたら、シャンプーを変えてみましょう。
また、「血行をよくする」「育毛効果」とPRしているシャンプーやヘアケア商品も試してみてください。
シャンプーメーカーやヘアケア製品メーカーは、さまざまな「髪の毛によい成分」を配合した商品を販売しているので、薄毛対策や薄毛予防につながる製品と出会えるかもしれません。
3.男性用の育毛剤使用はNG
女性用の育毛剤や発毛剤を探すことに苦労している人もいると思います。男性用の育毛剤や発毛剤はドラッグストアに大量に並んでいますが、女性用はそれほど多くありません。
しかし、女性は女性用の製品を使ってください。女性用の育毛剤などは、女性の薄毛のメカニズムを研究して開発されているからです。そして当然ながら、男性用の育毛剤は男性の使用を想定してつくられています。そのため、女性が男性用製品を使っても、効果が出ないかもしれません。
ドラッグストアでヘアケア製品を買うときは「女性用」または「男女兼用」を選ぶようにしてください。
4.女性の薄毛もクリニックで治療可能
女性が薄毛治療専門のクリニックを受診することは、精神的なハードルが高いかもしれません。
薄毛治療専門クリニック、イコール、男性向けクリニックというイメージが根づいてしまっています。
しかし近年、女性の患者さんを対象にしたクリニックも増えてきています。
FPHLとAGAでは発症メカニズムが異なる部分もあるため、女性向けの治療を用意しているクリニックを選ぶとよいでしょう。
事前にクリニックに「FPHL治療を行っていますか」と問い合わせ、説明を聞いてみるのも一つの方法です。
5.女性の薄毛に関するご相談はウィル AGA クリニックへ
もし薄毛・脱毛症に関するお悩みがある場合は、お気軽にウィル AGAクリニックにお問い合わせください。
薄毛に悩む方が一人でも多く悩みから解放されるよう、
全力でサポートしていくことをお約束します。