AGA治療は何歳からでも遅くない!各年代の発症率や症例ともに解説!
「AGA治療と年齢の関係は?」
「結構年を重ねたけれど、今からAGA治療をして効果があるのかな…」
AGA(男性型脱毛症)は、年齢とともに発症率が高くなる脱毛症です。ある程度の年齢になってから抜け毛・薄毛に悩むと、今更ではないだろうかと不安になるかもしれません。しかし、AGA治療は何歳からでも遅くないと言えるので、ご安心ください。
この記事では、AGA(男性型脱毛症)と年齢の関係性や、早期にAGA治療に取り組むメリット、主な治療法などを解説しています。ぜひ参考にしてください。
目次
AGA治療は何歳からでも遅くない!AGAと年齢の関係性
AGA(男性型脱毛症)は成人男性に見られる脱毛症で、男性ホルモンや遺伝が原因です。前頭部や頭頂部の髪の毛から症状が進み、年齢とともに発症率が上昇します。
AGA(男性型脱毛症)の一番の特徴は進行性である点で、放置すると症状が少しずつ進みます。「自分は20代・30代だからまだまだ大丈夫」と思っていても、自然に治ることは基本的にありません。発症年齢に関係なく、早めの対策が重要だと言えます。
AGAを発症する原因・メカニズム
AGA(男性型脱毛症)の原因やメカニズムについて知るために、まずは「ヘアサイクル」についてお伝えします。
髪の毛はずっと伸び続けるのではなく、ある程度成長したら自然と抜け落ち、また新しい髪が生えてきます。 1本の髪が成長し始めてから抜け落ちるまでの一連の周期を、ヘアサイクルと言います。
ヘアサイクルのうちのほとんどは、毛母細胞が分裂・増殖する「成長期」と呼ばれる期間です。成長期が長いほど、髪の毛も太く長く成長していきます。
AGA(男性型脱毛症)の原因である男性ホルモン「DHT(ジヒドロテストステロン)」には、ヘアサイクルの成長期を極端に短くする作用があります。そのため髪の毛が成長しきれずに、短くなったり細くなったりしてしまいます。
さらに、ヘアサイクルの回数には上限があります。AGA(男性型脱毛症)を発症すると、ヘアサイクルが通常よりも早いスピードで繰り返されるため、すぐに毛根の寿命を迎えやすくなってしまいます。
AGA(男性型脱毛症)は何歳くらいで発症する?各年代の発症率
次に、それぞれの年代でどれくらいの日本人男性がAGA(男性型脱毛症)を発症するのか確認していきましょう。
日本皮膚科学会のガイドラインによると、各年代のAGA発症率は以下の通りです。
- 20代:約10%
- 30代:約20%
- 40代:約30%
- 50代以降:約40%
AGA(男性型脱毛症)を発症する可能性は、年齢を重ねるほど高まることがわかります。
だからといって、若いからAGA(男性型脱毛症)にならないというわけではありません。20代の10人に1人、30代の5人に1人が発症すると考えると、若い方にとっても身近な脱毛症だと言えます。
また50代以降では、約40%もの方にAGA(男性型脱毛症)が見られます。多くの人が抜け毛・薄毛に悩む年代でしょう。
参考:
・男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版|日本皮膚科学会ガイドライン
AGA治療を開始できる年齢
AGA治療はAGA治療薬がメインとなりますが、未成年の場合は服用できません。安全性が確認されていないからです。
フィナステリドとデュタステリドは国内で臨床試験が行われていますが、どちらも20 歳以上の男性を対象に行われています。
20代からのAGA治療は、以下の記事で解説しています。併せてお読みください。
参考:
・男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版|日本皮膚科学会ガイドライン
AGA治療の種類によっては未成年でも受けられるケースがある
年齢制限のある治療はAGA治療薬なので、育毛メソセラピーなどの治療法なら未成年でも受けられる可能性があります。未成年でAGA治療を行いたい方は、AGA治療薬以外の方法を検討しましょう。
AGA治療の内容はクリニックによって異なるので、未成年でも受けられるものがあるか事前にご確認ください。
AGA治療を受けられる年齢の上限
AGA治療の年齢の上限は、基本的に決められていません。症状の進行度や、クリニックで提供している治療法によります。
早期治療に取り組めば、AGA治療の効果が出やすいです。年齢に関係なく、症状に気づいた時点でクリニックに相談することをおすすめします。
早期にAGA治療に取り組むメリット
AGA(男性型脱毛症)の症状に気づきながらも受診をためらっている方は多いかもしれませんが、AGAは早めに対処するのがおすすめです。
早期にAGA治療に取り組むと、以下のようなメリットがあります。
- 薄毛の進行を早期に抑えることができる
- 症状を改善するまでにかかる費用や期間を抑えやすい
- 周囲にバレにくい
- 薄毛の不安や悩みから解放される
AGAの早期治療のメリット①:薄毛の進行を早期に抑えることができる
AGA(男性型脱毛症)は進行性の脱毛症です。発症に気づいてからすぐにAGA治療を始めることで、早期に進行を抑えられます。
症状が深刻な場合は、治療が難しくなってしまうケースもあります。AGAが進行している状態では、毛根の寿命が加速度的に減っていきます。限りある寿命を減らす前に症状を改善できる点は、 早期治療の大きなメリットです。
以下の記事では、ヘアサイクルの上限について解説しています。併せてお読みください。
AGAの早期治療のメリット②:症状を改善するまでにかかる費用や期間を抑えやすい
抜け毛・薄毛の症状が改善されるまでのスピードは、個人差があります。発症からすぐに治療を開始するほど、改善までにかかる費用や期間を抑えやすい傾向にあります。
AGA(男性型脱毛症)は長期的に治療を行ううえ、健康保険が適用されないためコスト面が気になりやすいです。早めのAGA治療で費用を抑えられるのは、大きなメリットだと言えます。
AGAの早期治療のメリット③:周囲にバレにくい
AGA(男性型脱毛症)を放置すると症状が進行するため、周囲にも気づかれるようになっていきます。ある程度薄毛になってからAGA治療を始めると、症状が改善された際に変化が大きくなり、バレてしまう可能性が高いです。
AGA治療を周囲に知られたくない方は、早めの対策に踏み切りましょう。
AGAの早期治療のメリット④:薄毛の不安や悩みから解放される
薄毛の悩みは、患者様本人にとって深刻なものです。「枕や排水溝の抜け毛が気になる」「なんだか人の視線を集めている気がする」といったような不安を、毎日抱える方もいるでしょう。
AGA治療を早く受けるほど薄毛について考えなくて済むので、余計なストレスを受けずに済みます。
年齢を重ねてからでもAGA治療で改善を目指せる
「AGA治療を始めたいけれど、今更遅いのでは」と年齢が気になってしまう方もいます。しかし、AGAの症状は年齢を重ねてからでも改善を目指せるので、ご安心ください。
AGA治療で重要なのは年齢よりも、進行度がどれくらい進んでいるのか、という点だと言えます。
毛根が寿命を迎える前にAGA治療を受けよう
AGA(男性型脱毛症)の治療で進行度が重要なのは、毛根に寿命があるからです。
髪の毛の成長には、「毛母細胞」の分裂が関わっています。ヘアサイクルの成長期から退行期に移行すると毛母細胞は消失してしまうため,次のヘアサイクルで再生される必要があります。ただ、ヘアサイクルの周期は生涯で40回程度と考えられています。
AGA(男性型脱毛症)を発症するとヘアサイクルが短くなるので、毛母細胞の再生が通常よりも早いスピードで繰り返されます。そのうちに上限を迎え、髪の毛が生えなくなってしまうでしょう。
毛母細胞が寿命を迎えた場合、AGA治療での改善は難しくなります。そのため、細胞分裂の限界を迎える前にAGA治療を受けることが大切です。
参考:
・細胞夜話 第5回:WI細胞~Hayflick Limit発見の立役者 – バイオダイレクトメール vol.40
・男性型脱毛症治療薬の研究動向|山田 久陽、池田 明子
AGA治療の主な種類と効果
次に、AGA治療の種類とそれぞれの効果をご紹介します。
主なAGA治療法は、以下の通りです。
- 内服薬(ミノキシジル、フィナステリド、デュタステリド)
- 外用薬
- メソセラピー
AGA治療①:内服薬
内服薬は、口から飲み込むタイプの薬です。
AGA治療薬の内服薬に使われる成分は、ミノキシジル・フィナステリド・デュタステリドです。
ミノキシジル
ミノキシジルは、発毛を促す効果がある成分です。血管拡張作用によって血流を改善し、髪の成長に必要な栄養を送ったり、成長因子を増加させて細胞代謝を促進したりします。
ミノキシジル内服薬は外用薬に比べ効果が高く、当院でも主力商品として取り扱っております。
以下の記事では、ミノキシジル内服薬がおすすめの理由を解説しています。併せてお読みください。
フィナステリド
フィナステリドは、抜け毛・薄毛を予防する効果のある成分です。
AGA(男性型脱毛症)の発症に関わっている還元酵素「5αリダクターゼ」を抑制する作用があるため、乱れたヘアサイクルを正常に戻す効果が期待できます。5αリダクターゼにはⅠ型とⅡ型の2種類があり、フィナステリドはⅠ型に対してはあまり効かずに、Ⅱ型をのみ阻害します。
フィナステリドの詳しい効果や副作用は以下の記事で解説していますので、併せてお読みください。
デュタステリド
デュタステリドは、抜け毛・薄毛の症状を予防する効果のある成分です。
フィナステリドと同じく5αリダクターゼを抑制する作用があり、Ⅰ型とⅡ型のどちらも阻害します。そのため、フィナステリドに比べると効果も副作用のリスクも高めです。
デュタステリドの効果や副作用は以下の記事でお伝えしていますので、併せて参考にしてください。
AGA治療②:外用薬
外用薬は、患部に直接塗って使うタイプの薬です。
主に使われる成分はミノキシジルで、発毛を促進する効果があります。ミノキシジル内服薬に比べると効果は緩やかで、副作用のリスクも低いです。
ミノキシジル内服薬と外用薬の違いは、以下の記事でも解説しています。ぜひ参考にしてください。
AGA治療③:メソセラピー
AGA治療のメソセラピーとは、注射などを使って有効成分を頭皮に注入する方法です。成長因子やビタミンなどのさまざまな成分を、直接患部に届けることができます。
どのような有効成分を使うか、どのように注入するかはクリニックによって違います。
ウィルAGAクリニックのメソセラピーでは、数百種類以上の高濃度成長因子やエクソソームを含んだ、当院オリジナルのカクテルを採用しております。特殊な最新機器を用いることで最も効果的な深さに成分を届け、じっくりと浸透させます。
AGA治療薬との組み合わせで発毛・育毛効果を倍増させられるため、スピーディーに改善したい方におすすめの治療法です。
メソセラピーについてもっと知りたい方は、以下の記事をご参照ください。
【年代別】ウィルAGAクリニックの症例のご紹介
次に、当院でAGA治療を行われた方の症例をお伝えします。
20代から50代まで各年代の症例写真をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
【20代】AGA症例 23歳の方
20歳のころから症状に悩まれており、他院での治療では薄毛の改善が見られなかった患者様です。
当院で内服薬とLHDV頭皮注入治療による治療を進めたところ、改善を示しました。
【30代】AGA症例 32歳の方
20代のころから薄毛の症状に悩まれていた患者様です。
内服薬「esシリーズ」による治療によって、頭頂部の薄毛が目立ちにくくなりました。
【40代】AGA症例 47歳の方
40歳ごろから薄毛に悩まれていた患者様です。
内服薬とLHDV頭皮注入治療によって2ヶ月目からつむじ部分の改善が見られ、最終的に頭頂部の薄毛が目立ちにくくなりました。
【50代】AGA症例 52歳の方
40歳半ばから薄毛に悩まされていた患者様です。
当内服薬とLHDV頭皮注入治療を行い、途中から内服薬のみの治療に切り替えました。髪の毛にハリ・コシが生まれ、地肌露出感が改善されました。
当院の症例について詳しく知りたい方は、以下の症例・実績をご参照ください。
<ウィルAGAクリニックのAGA・薄毛治療の実績/症例 一覧>
AGA治療が気になる方はウィルAGAクリニックにご相談ください
AGA(男性型脱毛症)と年齢の関係性や、早期にAGA治療に取り組むメリットについて解放しました。
AGA(男性型脱毛症)は、年齢を重ねるほど発症率が上がります。薄毛の進行を早期に防ぐためにも、症状に気づいた時点で専門のAGAクリニックに相談しましょう。
ウィルAGAクリニックには、10代から70代まで幅広い年代の患者様がご来院されます。
抜け毛・薄毛に悩んでいる方は、お気軽にご相談ください。
※17歳以下は治療不可。18歳以上でも高校在学中の方は保護者の同伴が必要です。
【よくある質問】
当院では17歳以下の場合、治療できません。18歳以上でも高校在学中の方は保護者の同伴が必要です。
AGA治療は年齢に関係なく、発症に気づいた時点で行った方が良いです。早期に取り組むことで、以下のようなメリットがあります。
・薄毛の進行を早期に抑えることができる
・症状を改善するまでにかかる費用や期間を抑えやすい
・周囲にバレにくい
・薄毛の不安や悩みから解放される