AGAと薄毛の違いとは?それぞれの原因や治療法について解説!

公開日 / 2024.06.25 更新日 / 2024.07.17
この記事の監修者
宮内 俊
ウィルAGAクリニック 総括院長

AGA患者70,000件以上※の治療実績から生まれた独自の発毛理論をもとに、表参道ウィルAGAクリニック開院。 2018年5月ウィルAGAクリニックに改名し、全国14院を展開。現在、ウィルAGAクリニックの総括院長、医療法人社団紡潤会の理事長として日進月歩研究を進めながら、日々の診療にあたる。千葉大学医学部卒。

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AGA患者70,000件以上※の治療実績から生まれた独自の発毛理論をもとに、表参道ウィルAGAクリニック開院。 2018年5月ウィルAGAクリニックに改名し、全国14院を展開。現在、ウィルAGAクリニックの総括院長、医療法人社団紡潤会の理事長として日進月歩研究を進めながら、日々の診療にあたる。千葉大学医学部卒。

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最近、CMや広告などで「AGAの治療はお早めに」とか「AGA治療なら〇〇クリニック」という文言を見たり、聞いたりする機会が増えました。そのおかげで、薄毛といえばAGAとイメージすることも多くなったかもしれません。確かに、男性が発症する薄毛として代表的な疾患はAGA(男性型脱毛症)ですが、そのほかにも円形脱毛症やびまん性脱毛症など薄毛にはさまざまな疾患があります。

そこで本記事では、AGA以外の薄毛にはどのような疾患があるのか紹介し、それぞれがAGAとはどのような違いがあるのか、その原因と治療法について比較していきます。

目次

AGAと薄毛の違いとは?

AGAと薄毛の違いとは?

AGAと薄毛の違いについてはご存知でしょうか?

よく、「薄毛=AGA」と考える方がいますが、厳密にいうと「薄毛」は髪の毛が必要以上に抜け落ちて地肌が見えてしまったり、毛自体が細くなって量が減ったように見えたりする症状のことです。こうした薄毛の症状を呈する疾患にはさまざまな種類があり、中でも代表的なものとしてよく挙げられるのが「AGA」になります。

もちろん、AGA以外にも薄毛の症状が見られる疾患は多くあり、これについても後ほど詳しく解説します。

AGAの原因は男性ホルモンの分泌異常

AGAの原因は男性ホルモンの分泌異常

AGA(Androgenetic Alopecia)は男性型脱毛症とも呼ばれる成人男性にみられる特有の進行性の脱毛症で、今や日本人男性の3人に1人がAGAだと言われています。AGAを発症する主な症状は、生え際や頭頂部など特定の範囲における脱毛で、原因には男性ホルモンの異常が大きく関係しています。

AGAを発症すると男性ホルモンの一種である「テストステロン」が還元酵素「5αリダクターゼ」によって「悪玉脱毛ホルモン(DHT:ジヒドロテストステロン)」に変換されます。このDHTが毛乳頭にある受容体と結合すると、毛が十分成長する前に抜けてしまうため、薄毛を引き起こします。これが、AGAの根本の原因、そして他の薄毛や脱毛症と明らかに異なる点です。

男性ホルモンの分泌異常を招く要因

では、男性ホルモンの分泌異常を引き起こす要因にはどのようなものがあるのでしょうか?

要因①:ストレス

強いストレスは自律神経のバランスを不安定にさせ、ホルモンバランスに影響を与えます。また、血管収縮による血行不良にもつながり、髪の成長に必要な栄養素の運搬を阻害します。

要因②:睡眠不足

睡眠中は髪の成長にかかわるホルモンが多く分泌されていますが、睡眠時間が短くなるとそのホルモンの分泌量が低下し、髪の成長に悪影響を及ぼします。
また、睡眠不足は自律神経の乱れの原因にもなるので、強いストレスが加わるのと同様に血行不良を引き起こし、頭皮に十分な栄養素が行き届かなくなります。

要因③:食習慣の乱れ

健康的な髪を生やすには、髪の主成分であるタンパク質と、育毛をサポートする亜鉛やビタミンなどの栄養素が欠かせません。
しかし、インスタント食品やコンビニ弁当など、栄養に偏りのある食事ばかりをしていると、これらの栄養素が不足し、元気な髪が生えにくくなります。また、糖質や脂質の多い食事も皮脂の分泌量を増やし、頭皮トラブルの原因にもつながります。

要因④:髪や頭皮のダメージ

私たちは毎日、シャンプーなどで髪の汚れを洗い流すことで、頭皮を清潔に保っています。
しかし、ヘアケアの方法を誤ると、皮脂が過剰に分泌されて毛穴詰まりを起こしたり、皮膚に炎症が起きたりして、髪の成長阻害が起こります。

要因⑤:遺伝

近年の研究によって、AGAのなりやすさが親から子へ引き継がれることがわかっています。より詳しく説明すると、DHTを生み出す5αリダクターゼがどれだけ活性化しやすいかという遺伝情報が、親から受け継がれやすいことが明らかになっています。
また、5αリダクターゼが生み出したDHTを受容体がどれくらいキャッチしやすいかも、親から受け継ぐ場合が多いとされています。

もちろん、必ずしも親が薄毛だから子も薄毛になるわけではなく、AGAの遺伝に関してはいまだに不明点も多いですが、親族に薄毛の人が多い場合は遺伝する可能性が高いと言えるかもしれません。

参考:
男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版|日本皮膚科学会ガイドライン

AGA以外の薄毛について

AGA以外の薄毛について

さて、ここまでAGAについて詳しく解説してきましたが、前述した通りAGA以外にも薄毛の症状をきたす脱毛症はたくさんあります。それぞれの症状、原因について解説していきます。

AGA以外の薄毛①:円形脱毛症

円形脱毛症は、名前の通り円形または楕円形に髪の毛が抜けていく脱毛症です。

薄毛の症状 :円形のごく小さい範囲で脱毛が発生

円形脱毛症の主な症状は、「10円ハゲ」とも呼ばれるように円形のごく小さい範囲で毛がごっそり抜けてしまうことで、一ヶ所だけでなく複数の箇所にできる場合や、ときには頭部全体に及ぶ場合、帯状にできる場合などがあります。

薄毛の原因 :自己免疫疾患など

円形脱毛症の原因は長らくストレスだと考えられてきましたが、近年の研究によってストレス以外にもいくつかの原因があることが明らかになりました。その中で特に有力視されているのが自己免疫疾患です。

自己免疫疾患とは、本来は身体を守る役割を果たす免疫に異常が発生し、異物だと認識した体を免疫が攻撃するようになる状態のことで、今回の場合だと身体が自分の髪の毛を異物だと認識して攻撃することで、髪が抜けると考えられています。

他にも、遺伝要素やアトピー素因など、円形脱毛症には考えられる原因があるので、より詳しく知りたい方は下記の記事をご確認ください。

円形脱毛症の主な4つの原因とは?円形脱毛症の種類と症状

AGA以外の薄毛②:びまん性脱毛症

びまん性脱毛症は、びまん性、すなわち脱毛が頭部全体に均等に広がって起こる脱毛症です。

薄毛の症状:全体的に髪のボリュームがダウン

びまん性脱毛症の主な症状は、頭部全体に広がって発生する薄毛で、全体的な髪のボリュームダウンやまばらに見られる抜け毛などが挙げられます。AGAの場合だと、前髪や頭頂部の髪が薄くなっていくのが特徴的でしたが、びまん性脱毛症は全体的にボリュームが失われていくため、生え際の後退などは現れません。

薄毛の原因:加齢や生活習慣の乱れ

びまん性脱毛症の原因は加齢や生活習慣の乱れ、過度なストレスなどが挙げられます。AGAと似たような原因に見えますが、びまん性脱毛症にはAGAのような男性ホルモンの分泌異常は見られません。

より詳しく知りたい方は、下記の記事をご確認ください。

男性のびまん性脱毛症とは?原因と対策を知って予防しよう!

AGA以外の薄毛③:脂漏性脱毛症

脂漏性脱毛症は、頭皮に赤みやフケ、かゆみなどの症状が現れることによって脱毛症に至ります。

薄毛の症状:炎症によって脱毛が発生

まず脂漏性皮膚炎という症状が頭皮に起き、これにより頭皮に赤みやフケ、かゆみなどの症状が現れます。
かゆみによって頭皮をかきむしったり、毛穴が炎症を起こしたりすることによって、毛が抜けたり、薄毛になったりします。

薄毛の原因:頭皮にいるマラセチア菌の増殖

脂漏性皮膚炎が起こる原因は、頭皮にいるマラセチア菌というカビの一種が異常に増えるためという説が有力です。

マラセチア菌は元から頭皮に存在していますが、普段は大人しく皮膚トラブルなどは起こしません。しかし、間違ったヘアケアなどで頭皮に皮脂が過剰に分泌されると、それをエサにして増殖し、炎症を引き起こします。

AGA以外の薄毛④:牽引性脱毛症

牽引性脱毛症とは、髪が強く引っ張られることで髪が抜けたり、薄くなったりする病気です。

薄毛の症状:生え際や分け目が目立つように

牽引性脱毛症の主な症状は、まず生え際や分け目の目立ちから始まり、さらに症状が進むと髪のボリュームが減り、切れ毛や枝毛などが増加するようになります。

薄毛の原因:ポニーテールなどによる髪の引っ張りすぎ

「牽引性」と名前にあるように、牽引性脱毛症の原因は髪の毛の引っ張りすぎです。
例えば、ポニーテールやエクステ、過度なヘアアレンジなどによって髪や頭皮に強いダメージが加わり続けると、髪が抜けて薄毛になります。男性でも髪を長くしていたり、頻繁にパーマなどをしたりする方は要注意です。

AGA治療とAGA以外の薄毛治療の違いについて

AGA治療とAGA以外の薄毛治療の違いについて

薄毛にはAGAの他にもさまざまな脱毛症がありますが、それぞれの治療法の違いについても見ていきましょう。

AGAは根本原因である男性ホルモンの分泌異常を改善するのが肝心

AGA治療は、何よりも根本原因である男性ホルモンの分泌異常を改善することに重点が置かれます。

AGA治療①:内服薬

内服薬での治療は、主に次の3つのアプローチから治療を行います。代表的な治療薬と共に下記にまとめます。

治療薬 効果
プロペシア 5αリダクターゼⅡ型を抑制
ザガーロ 5αリダクターゼⅠ型・Ⅱ型を抑制
ミノキシジル ・毛母細胞の活性化
・頭皮への血流促進

AGA治療②:外用薬

外用薬は、脱毛が起きている患部に薬剤を直接塗布して使用します。使用される薬剤には内服薬の成分と同じものが含まれていることが多く、ミノキシジル外用薬が代表的です。

AGA治療③:注射

注入薬は、髪の成長に効果を発揮するとされる薬剤や成分などを注射器などで直接頭皮に注入し、発毛を促進する治療法です。一般的なAGAクリニックで実施されている「メソセラピー」や「HARG療法」といった治療法は、この部類に該当します。

AGA治療④:植毛

植毛治療は、他の部位から健康な毛髪を採取し、薄毛が進行している頭皮に移植する治療法です。AGA治療は基本的に内服薬や外用薬を用いた治療を中心に行いますが、植毛は毛根が死んでしまい基本的な治療では改善を目指せない人でも、髪の印象改善を目指すことが可能です。

AGA以外の薄毛治療について

AGA以外の脱毛症に対しては、次のような薄毛治療を実施します。

円形脱毛症の治療:投薬や光線治療など

円形脱毛症の治療は、発毛効果がある外用薬や内服薬を用いた「投薬治療」に加え、脱毛した部分に光を当てて、異常を起こしたTリンパ球を抑制する「光線治療」が行われます。

他には、症状や治療の効果を見て「ステロイド局所注射」や「局所免疫療法」などの治療も実施されます。

びまん性脱毛症の治療:外用薬やメソセラピーなど

びまん性脱毛症の治療には、直接頭皮に塗布して使用する外用薬や、栄養補給のためのサプリメントなどが使用されることが多いです。これによって、髪の栄養不足によって引き起こされていた薄毛の進行を抑制し、かつ発毛を促すことができます。

脂漏性脱毛症の治療:ステロイドなどの投薬治療

マラセチアが原因で脂漏性脱毛症を発症している場合、一般的にはステロイドや抗真菌薬にて治療を行います。そのほか、生活習慣の改善や正しいヘアケアの徹底なども行われます。

牽引性脱毛症の治療:髪の負担を減らして投薬治療

牽引性脱毛症の治療は、髪の負担を減らすことが肝心です。ポニーテールなどで髪を強く引っ張ることが習慣となっている方は、髪を下ろす時間を設けたり、過度なヘアアレンジを控えたりするのが有効です。

こうしたケアに加えて、ミノキシジルなどで発毛を促すことで、症状を改善させる場合もあります。

ウィルAGAクリニックの薄毛治療について

ウィルAGAクリニックの薄毛治療について

ウィルAGAクリニックでは、オリジナル発毛薬と当院独自のメソセラピー治療を実施しています。

当院で使用するオリジナル発毛薬「es men」は、厚生労働省やFDA(アメリカ食品医薬品局)で認可された、発毛効果のある成分と髪に栄養を与える成分(ミノキシジル・フィナステリド・毛髪ミネラル・ビタミン)を配合したオリジナル発毛薬です。 毛根の血管拡張を促進、毛根の細胞増殖促進、毛根細胞の成長因子産生促進、脱毛ホルモンの減少などを促し、ミネラルとビタミンで補助的に発毛を促します。

そして、「毛髪再生メソセラピー治療」では純国産、100%原液の幹細胞培養上清液から抽出した「数百種類の高濃度成長因子」や「エクソソーム」を含んだオリジナルカクテルを特殊な機器を用いて頭皮へ注入し、発毛・育毛を促進させます。

これらの治療法以外にも、ウィルAGAクリニックにはさまざまな治療プランが揃っています。詳しくは当院公式HPをご確認ください。

AGAやAGA以外の薄毛が気になる方はウィルAGAクリニックへ相談を

AGAやAGA以外の薄毛が気になる方はウィルAGAクリニックへ相談を

今回は、AGAとそれ以外の薄毛について解説しました。

薄毛はAGAの他にもさまざまな脱毛症によって引き起こされる症状です。原因によって治療も異なるため、確かな実績のあるAGAクリニックで適切な診断を受ける必要があります。

どのクリニックに行けば良いのかわからずお困りの方は、治療実績7万人を超えるウィルAGAクリニックまでご相談ください。

【よくある質問】

AGAと薄毛の違いはなんですか?

「薄毛」は髪の毛が必要以上に抜け落ちて地肌が見えてしまったり、毛自体が細くなって量が減ったように見えたりする症状のことを指し、「AGA」は男性型脱毛症と呼ばれる疾患の名前です。

AGA以外の薄毛にはどのような脱毛症がありますか?

円形脱毛症やびまん性脱毛症、脂漏性脱毛症、牽引性脱毛症など、薄毛の症状を呈する疾患はさまざまあります。

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