実際のところプロペシア(フィナステリド)をやめてよかった?やめない方がよかった?

公開日 / 2024.07.05 更新日 / 2024.07.03
この記事の監修者
宮内 俊
ウィルAGAクリニック 総括院長

AGA患者70,000件以上※の治療実績から生まれた独自の発毛理論をもとに、表参道ウィルAGAクリニック開院。 2018年5月ウィルAGAクリニックに改名し、全国14院を展開。現在、ウィルAGAクリニックの総括院長、医療法人社団紡潤会の理事長として日進月歩研究を進めながら、日々の診療にあたる。千葉大学医学部卒。

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AGA患者70,000件以上※の治療実績から生まれた独自の発毛理論をもとに、表参道ウィルAGAクリニック開院。 2018年5月ウィルAGAクリニックに改名し、全国14院を展開。現在、ウィルAGAクリニックの総括院長、医療法人社団紡潤会の理事長として日進月歩研究を進めながら、日々の診療にあたる。千葉大学医学部卒。

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「プロペシアをやめてよかったって人がいるのはどうして?」
「このままプロペシアを続けて良いのかわからない…」

プロペシアは、多くの人に使用されているAGA治療薬の一種です。AGAの進行を抑える効果がありますが、中には服用を中止してよかったと感じる人もいるようです。
そこでこの記事では、「プロペシアをやめてよかった」という人の理由や、やめない方がいいケース、中止を検討した方がいいタイミングについてお伝えしていきます。プロペシアの服用に不安を感じている方や、AGA治療に踏み切りたい方はぜひ参考にしてください。

目次

プロペシア(フィナステリド)とは?

プロペシア(フィナステリド)とは?

プロペシアとは、AGA(男性型脱毛症)の治療薬の一種です。アメリカのメルク社によって開発された薬で、日本では厚生労働省による認可を受けています。
プロペシアに含まれる有効成分を「フィナステリド」といい、AGAの進行を抑える作用があります。

AGAの主な原因は、5αリダクターゼという酵素によって男性ホルモンが悪玉化することです。悪玉化した男性ホルモンは、ヘアサイクルの中でも毛髪が成長する期間を極端に短くしてしまう作用があるため、髪の毛が十分に育ちません。
フィナステリドは5αリダクターゼの働きを抑制して、男性ホルモンの悪玉化を防ぐ効果があります。そのため、プロペシアを服用するとヘアサイクルが改善し、AGAの進行を抑えられるようになります。

「プロペシア(フィナステリド)をやめてよかった」という人の理由

「プロペシア(フィナステリド)をやめてよかった」という人の理由

では、AGA治療薬として広く使われているはずのプロペシアをやめてよかったと感じる人がいるのはなぜでしょうか?
考えられる主な理由は、以下の3点です。

  • 金銭的な負担が軽くなる
  • 副作用を心配しなくて済む
  • 治療の効果に対する焦りや不安から解放される

プロペシアをやめてよかった理由①:金銭的な負担が軽くなった

AGA治療は審美目的、つまり美しくなるための治療なので、保険適用外です。さらに、AGAは半年以上の長期スパンで治療を続ける必要がある脱毛症であり、全額自己負担で服用を続けることに負担を感じる方もいます。
プロペシアをやめれば当然AGAの進行を抑える効果もなくなってしまいますが、金銭的な負担は軽くなります。

プロペシアをやめてよかった理由②:副作用を心配しなった

AGA治療薬に限ったことではありませんが、薬の服用には副作用が伴う可能性があります。プロペシアの場合、男性機能障害や抑うつといった副作用を起こすことがあります。
プロペシアの副作用の発生頻度はまれですが、服用をやめればリスクから解放されます。心理的ストレスも減るでしょう。

プロペシアの副作用については、以下の記事で詳しく解説しています。気になる方は併せてお読みください。

プロペシアの効果や副作用は?使用方法や注意点を知ってAGAを正しく対策

プロペシアをやめてよかった理由③:治療の効果に対する焦りや不安から解放された

AGA治療は長期的に取り組む必要があるとわかっていても、費用や時間を費やすことに抵抗を感じることがあると思います。治療を中止することで焦りや不安が解消すれば、プロペシアをやめてよかったと考える人もいるかもしれません。
とはいえ、せっかく治療を始めるなら効果が出るまで継続することをおすすめします。治療のストレスを減らすには、事前にプロペシアの作用について認識したり、医師のアドバイスを受けたりすることが大切です。

プロペシア(フィナステリド)をやめない方がいいケース

プロペシア(フィナステリド)をやめない方がいいケース

プロペシアをやめてよかったという人もいますが、場合によってはさまざまなリスクにつながる可能性もあります。
以下のケースのいずれかに当てはまるという方は、プロペシアをやめない方がいいでしょう。

  • 自己判断で服用をやめようとしている
  • 服用を開始してから半年経っていない
  • 個人輸入に切り替えようとしている

プロペシアをやめない方がいいケース①:自己判断で服用をやめようとしている

AGAが治ったように感じたり、クリニックに通う時間がなかったりすると、服用をやめようかと考えることもあるかもしれません。しかし、医師に相談しないまま自己判断で中止するのはやめましょう。

AGAは、進行性の脱毛症です。そのため、改善効果が表れたからといってプロペシアを中断すると、薄毛が再び進行する可能性が高いです。それまで治療にかけた時間や費用も無駄になってしまうでしょう。
プロペシアをやめたり減らしたりしたい場合は自己判断せず、まずは医師にご相談ください。患者様のご希望に合わせながら、今後の対応について決めることができます。

プロペシアをやめない方がいいケース②:服用を開始してから半年経っていない

AGA治療の効果が表れるまでは、ある程度の期間が必要です。どれくらいかかるかは個人差がありますが、半年以上治療を継続することで効果を実感する方が多いです。
「治療を初めて一ヶ月だけど薄毛が改善されない!」といったケースでは、効果が出るまでの期間が十分でない可能性が高いでしょう。プロペシアの服用を中止すると、それまでの治療が無駄になってしまいます。
AGA治療は長期的に取り組むものだと捉え、まずは半年以上治療を続けてみてください。それでも効果を感じられない場合は、医師に相談したうえで今後の治療方針を伺いましょう。

プロペシアをやめない方がいいケース③:個人輸入に切り替えようとしている

中には、安価な個人輸入のAGA治療薬に魅力を感じ、プロペシアから切り替えたいと思っている人もいるでしょう。しかし、個人輸入品にはさまざまなリスクがあるのでおすすめしません。偽物や粗悪品の可能性があるからです。

偽物や粗悪品のAGA治療薬を服用すると、効果が出なかったり健康被害にあったりするリスクがあります。「AGAは変わらず進行するし、服用で現れた別の症状に対処しなければいけない」という最悪のケースを考えれば、個人輸入は避けた方が良いでしょう。
さらに、健康被害があっても国の救済制度を利用できません。個人輸入は救済の対象外だからです。
安全性の高い治療を進めるためにも、専門のクリニックで処方してもらえる薬を服用しましょう。

プロペシア(フィナステリド)の中止を検討した方がいいタイミング

プロペシア(フィナステリド)の中止を検討した方がいいタイミング

次に、プロペシアの中止を検討した方がいいタイミングについてお伝えします。
以下のいずれかに当てはまる方は、医師に相談しましょう。

  • 服用を一定期間続けても効果が見られないとき
  • 副作用で日常生活に支障が出ているとき
  • 妊活を予定しているとき
  • 金銭的な負担が大きいとき
  • 治療の目標を達成できたとき

プロペシア中止のタイミング①:服用を一定期間続けても効果が見られないとき

プロペシアは、効果を実感できるまで時間がかかる薬です。とはいえ、長期間続けても効果が見られない場合は身体に合っていなかったり、薄毛の原因がAGA以外にあったりする可能性があります。クリニックで説明された期間を続けても効果がなかった場合は、一度医師にご相談ください。
ちなみに、プロペシアに発毛を促進する効果はありません。薄毛や抜け毛を予防したい人、現状維持をしたい人に向いている治療薬です。「AGAが進行する前のフサフサな状態に戻したい」という場合は、別のアプローチが必要でしょう。

プロペシア中止のタイミング②:副作用で日常生活に支障が出ているとき

プロペシアの服用によって、日常生活に支障が出るレベルの副作用が見られる場合は、中止を検討しましょう。まれではありますが、男性機能障害や抑うつといった副作用を起こす可能性があります。
プロペシア以外の他の治療法でAGAの進行を抑えられるケースもあるので、まずは医師にご相談ください。

プロペシア中止のタイミング③:妊活を予定しているとき

妊活を予定している場合、フィナステリドの服用は推奨されないケースもあります。まれではあるものの、男性機能障害や性欲低下といった副作用につながることがあるからです。
また、フィナステリドは胎児への悪影響が指摘されています。フィナステリドが精液中に溶け込む量はごくわずかではありますがゼロではないため、お腹の中の子どもに影響を与える可能性を完全に否定することはできません。当院の場合、個人の判断としていますが、不妊治療中の場合はフィナステリドの服用は控えた方が良いでしょう。
また、フィナステリドは胎児への悪影響が指摘されています。フィナステリドが精液中に溶け込む量はごくわずかではありますが、サルを用いた非臨床試験で胎児の奇形を確認しています。
妊活のための環境をしっかりと整えたい方は、医師に相談しましょう。

プロペシア中止のタイミング④:金銭的な負担が大きいとき

AGA治療は保険適用外なので、金銭的な負担を感じやすいです。継続できないレベルの費用だと感じたら、中止を検討した方が良いかもしれません。
ただ、ジェネリック医薬品に切り替える、飲む量を調節するといった方法もあります。無理なく続けられる治療もあるので、費用に不安がある場合はまずクリニックに相談してみてください。これまでの治療を無駄にしないよう、医師が最適な治療方針を提案します。

プロペシア中止のタイミング⑤:治療の目標を達成できたとき

治療の目標によっては、プロペシアの中止を検討した方が良いケースもあります。AGA治療は審美目的であり、ゴールを決めるのは患者様自身だからです。
例えば、「若いときは薄毛が気になって治療を続けていたけれど、年齢的に見た目を気にしなくて良くなった」というケース。薄毛が目立たない年齢になったり、人前に出る機会が少なくなったりしてAGAを受け入れられれば、治療をやめてもいいでしょう。

プロペシア以外のAGA治療薬について

プロペシア以外のAGA治療薬について

次に、プロペシア以外の一般的なAGA治療薬として、デュタステリドとミノキシジルをご紹介します。

デュタステリド

デュタステリドは、AGAの進行を抑える効果がある成分です。デュタステリドを主成分とするAGA治療薬は、「ザガーロ」などが挙げられます。

デュタステリドには、フィナステリドと同様に「5αリダクターゼ」の働きを阻害する効果がありますが、作用する範囲が異なります。
5αリダクターゼは、Ⅰ型とⅡ型の2種類があります。フィナステリドはⅠ型に対してあまり効かず、Ⅱ型を阻害します。一方、デュタステリドはどちらにも作用します。
そのため、男性ホルモンの悪玉化を防ぐ効果がより高いのはデュタステリドですが、副作用が起こる確率も高いです。

デュタステリドについては、以下の記事で解説しています。併せてお読みください。

デュタステリド(ザガーロ)とは?効果や副作用を分かりやすく解説!

ミノキシジル

ミノキシジルは、血管を拡張したり成長因子分泌を促進させたりする作用があります。内服薬と外用薬の2種類があり、どちらを使用するかは患者様の症状やクリニックの方針によって異なります。

デュタステリドとフィナステリドは薄毛・抜け毛を予防するため「守り」の薬と呼ばれるのに対し、発毛を促進する効果のあるミノキシジルは「攻め」の薬と呼ばれます。
守りの薬と攻めの薬は併用することが可能なので、それぞれの作用を活かして脱毛を予防しながら発毛を促すことができます。

ミノキシジルの詳しい効果や副作用については、以下の記事で解説しています。併せてお読みください。

ミノキシジルに期待できる主な効果3つ!内服薬と外用薬の違いも解説

プロペシアをやめたい場合はクリニックに相談しよう

プロペシアをやめたい場合はクリニックに相談しよう<

「プロペシアをやめてよかった」という人の理由や、やめない方がいいケースについてお伝えしました。
プロペシアをやめてよかったと思う方もいますが、自己判断でやめたり個人輸入に切り替えたりするのは危険です。
AGAが進行する可能性もあるので、プロペシアをやめたい場合はクリニックにご相談ください。専門的な知識のある医師が、患者様のご要望や進行の状態を把握したうえでサポートします。

【よくある質問】

「プロペシアをやめてよかった」という人の理由は?

主な理由は以下の3点です。

・金銭的な負担が軽くなる
・副作用を心配しなくて済む
・治療の効果に対する焦りや不安から解放される

プロペシアは自己判断でやめても大丈夫ですか?

プロペシアを自己判断で中止するのは避けましょう。AGAが再び進行するおそれがあります。

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