フィンペシア
フィンペシアとは


フィンペシア(フィナステリド)の効果
フィンペシアの効果は、AGAの進行を抑えることです。
AGAの主な原因は、「5αリダクターゼ」という酵素が男性ホルモンの「テストステロン」を悪玉化させることです。
男性ホルモンが悪玉化すると、ヘアサイクルのうちの成長期が極端に短くなってしまうため、髪の毛が育ち切らないまま抜けるようになります。
5αリダクターゼはⅠ型とⅡ型の2種類があります。
フィンペシアの有効成分であるフィナステリドは、5αリダクターゼのうちⅡ型の働きを阻害する作用がありますが Ⅰ型に対してあまり効きません。
乱れたヘアサイクルを整える作用により、薄毛の進行を防ぐ効果が期待できます。
当初、5αリダクターゼ Ⅱ型がAGAの進行に関与すると考えられていたが、研究が進み 5αリダクターゼ Ⅰ型もAGAに関連することが判明しました。
現在のAGA治療ではデュタステリドを用いられる事が多くなっています。
フィンペシアの副作用
プロペシアのジェネリック薬品であるため、基本的にはプロペシアと同様の副作用が考えられます。
- 1食欲減退、全身倦怠感(肝機能障害)
- 2性欲減退、勃起機能不全
- 3抑うつ症状
- 4発疹、じん麻疹、そう痒症、過敏症、血管浮腫
- 5睾丸痛、男性不妊症・精液の質低下
- 6めまい
国内未承認薬品のため、健康被害にあっても、公的な制度である医薬品副作用被害救済制度を利用できません。そのため、服用は自己責任となります。
フィンペシアの初期脱毛
フィンペシアの注意点
フィンペシアの注意点は、以下の6点です。
中には患者様の健康に関わる内容もあるので、服用を始める前にご確認ください。
女性や未成年は服用できない
個人輸入は偽物や粗悪品の可能性がある
フィンペシアの主な入手手段は、海外からの個人輸入です。国内で処方してもらうAGA治療薬に比べると安価なことが多く魅力的に感じるかもしれませんが、偽物や粗悪品の可能性もあります。
手に入れたフィンペシアが本物かどうか、安心して利用できる通販サイトなのか、といった点を見分けるのは簡単ではありません。
正規品でない薬を服用して効果がなかったときや健康被害が起きたときのことを考えると、「個人輸入=コスパが良い」とはいえないでしょう。
薄毛の原因がAGA以外にある可能性もあるので、正しい診断を受けるためにまずは専門のクリニックを受診してください。
健康被害があっても国の救済制度を利用できない
日本国内で正規に流通する医薬品を正しく使ったにもかかわらず重大な健康被害が生じた場合は、「医薬品副作用被害救済制度」という国の仕組みを利用できます。
医療費や年金の給付など、健康被害に対する救済を受けられます。
しかし、これはあくまで正規品に対する制度。個人輸入された薬によって副作用が起きても、救済の対象になりません。
個人輸入のフィンペシアの服用は自己責任になるので、万が一のことを考えると危険性が高いといえます。
前立腺がんの検査結果に影響を与える可能性がある
フィンペシアを服用していると、前立腺がんの検査結果に影響を与える可能性があります。
前立腺がんの検査で確認する「PSA」という値を下げる作用があるからです。
フィンペシアを利用しているにもかかわらず伝えないまま前立腺がんの検査を受けると、がんがあったとしても見落としてしまう可能性があります。
必ず医師に伝えるようにしてください。
錠剤を割って飲んではいけない
フィンペシアの形状は錠剤ですが、飲みにくいからといって割ったり砕いたりしないようにしてください。
錠剤は原則、そのまま服用する必要があります。錠剤を割ることで、薬の効果や副作用に影響を与えるおそれがあるからです。
中でもフィンペシアはコーティングされている薬のため、効果が落ちたり有効成分が劣化したりする可能性があります。
期待通りの効果が発揮できるよう、錠剤は自己判断で割らないようにしましょう。
服用中は献血ができない
フィンペシアを服用している場合は、献血ができません。
有効成分のフィナステリドは、未成年や女性に対する安全性が確認されていないからです。特に妊娠中や授乳中の女性の場合、赤ちゃんの生殖器に悪影響を及ぼす恐れがあります。
フィンペシアの服用中止から1ヶ月以上経過すれば、献血が可能です。
安全な血液を提供するためにも、フィンペシアを使用する方は献血のタイミングにご注意ください。
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