フィナステリドとは

PROPECIA
フィナステリド

成分の名称です。主に男性型脱毛症(AGA)の治療に使用される薬に含まれています。
男性ホルモンの一種である「テストステロン」は「5α-リダクターゼ」という還元酵素と結合し、「ジヒドロテストステロン(DHT)」となり男性胎児の外性器の生成に関与する役割や認知力や記憶力にも関与します。一方で、毛母細胞の働きを弱める力を持っており、この作用からAGAを進行させてしまいます。フィナステリドはこの5α-リダクターゼの抑制効果のある薬です。
もともとは前立腺肥大症の治療薬として開発されましたが、AGAの治療にも効果があることが確認され、「プロペシア」という商品名でAGA治療にも用いられています。
フィナステリドは世界60カ国以上で承認されています。日本では2005年10月に厚生労働省から認可をうけた治療薬です。医療用医薬品に指定されているため、薬局などでは販売されています。医師の診察が必要なため、処方箋が必要となります。

体内で男性ホルモンに影響し筋肉増強剤の使用を隠す効果があるため、世界アンチ・ドーピング機関(WADA)などでドーピング剤として認定されていましたが、2009年1月1日にWADAの禁止リストから除外されました。

フィナステリド

フィナステリドの副作用

Side Effects
  • 1性欲減退・男性機能の低下
  • 2肝機能障害
  • 3乳房障害(圧痛・肥大)
  • 4うつ症状・気分の落ち込み

フィナステリドは成人男性のみが使用でき、女性や未成年には使用できません。また、妊娠中の女性は触れることも避けるべきです。皮膚からも吸収されるため、経皮吸収になってしまいます。
皮膚から有害物質が吸収されることを「経皮毒」と言いますが、経皮毒の有害性は経口摂取した場合より有害物質よりも高い事が理由です。
服用中は定期的な血液検査で肝機能を確認することが推奨されます。これは肝臓で代謝される薬物な為、長期間使用することで肝機能の障害を引き起こす可能性があります。定期的にアルコールを摂取されている方は要注意です。

フィナステリド まとめ

「フィナステリド」は成分の名称でプロペシアが薬名です。
デュタステリドと同じく5α-リダクターゼを抑制させてAGAの進行を食い止めます。
デュタステリドよりも、5α-リダクターゼの効果範囲は狭いとされています。
効果を実感するには3~6カ月の服用が必要で、効果の現れ方には個人差があり長期的な継続服用で実感できます。
服用を中止すると効果が失われる可能性があります。

「フィナステリド」は成分の名称でプロペシアが薬名です。
デュタステリドと同じく5α-リダクターゼを抑制させてAGAの進行を食い止めます。
デュタステリドよりも、5α-リダクターゼの効果範囲は狭いとされています。
効果を実感するには3~6カ月の服用が必要で、効果の現れ方には個人差があり長期的な継続服用で実感できます。
服用を中止すると効果が失われる可能性があります。

治療に関するよくある質問

FAQ
フィナステリドの薬はありますか?
フィナステリドは有効成分の名称で、この成分を含む薬には「プロペシア」や「フィンペシア」などがあります。
AGA治療薬とその他の薬を併用しても大丈夫ですか?
薬によりますが、基本的に併用禁忌の薬はありません。ただし併用注意にフィナステリドは作用が同系統のデュタステリド、ミノキシジルの場合は副作用を助長する系統でED薬やその他の降圧薬、相互作用不明な抗がん剤や抗てんかん薬などが挙げられます。
デュタステリドとフィナステリドでは、どちらがAGA治療に効果的ですか?
デュタステリドとフィナステリドはどちらもAGA治療に使用されますが、近年の研究ではデュタステリドの方がジヒドロテストステロン(DHT)の抑制効果が高いとされています。 ただし、副作用のリスクがやや高い場合もあるため、治療薬を選ぶ際は医師にご相談ください。

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