【20代の薄毛の特徴】若い人のAGAの原因と対策

公開日 / 2020.11.05 更新日 / 2024.08.14

AGA(男性型脱毛症)は、20代からでも発症する場合があります。

まだ若くても「あれ?」と思ったら対策や治療に取りかかるようにしてください。

この記事では、若い人のAGA治療の症例を紹介するほか、

若い人でも早期にAGA治療に取りかかったほうがよい理由を解説します。

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1.なぜ20代でも薄毛になるのか

日本皮膚科学会は、日本人の男性型脱毛症(薄毛、AGA)について「20代後半から30代にかけて著明となり、徐々に進行して40代以後に完成される」としています。

さらに、思春期以降に薄毛が始まる人もいる、とも明言しています。思春期は8~18歳の時期を指すため、

早い人は10代から薄毛の進行がはじまる可能性のあることがわかっています。

 

(1)20代からの発症割合はおよそ10%

先ほどの日本皮膚科学会はAGAの発症割合について、全年代を平均しておよそ30%としています。

つまり、男性に3人に1人が発症する可能性があるということです。

さらに、各年代ごとの発症頻度をみていくと、

  • 20代 10%
  • 30代 20%
  • 40代 30%
  • 50代以降 40数%

となっており、20代でも10人にひとりの割合で、薄毛(AGA)の進行がはじまることになります。

 

(2)AGAの原因となる男性ホルモン

このAGAの原因となるのが、男性ホルモンです。

テストステロンという男性ホルモンが、酵素の働きによって別のホルモン「ジヒドロテストステロン(DHT)」に変化することによって、髪の毛の細胞分裂を阻害することがわかっています。

成長を抑制された頭髪は、健康な髪よりも短いスパンで抜け落ちていってしまいます。

さらに一度抜けた髪の毛が再び生え始めるには時間がかかるため、だんだんと毛髪の量が少なくなり、

また残った髪も細く・薄いものが中心となって、頭皮が目立つようになります。

 

(3)遺伝の影響も受ける

血液中のテストステロンの濃度や、これをジヒドロテストステロンに変える酵素のはたらきは、遺伝によって左右されます。

家系に頭髪の薄い人が多い場合は、AGAも発症しやすいと言えるでしょう。

 

2.20代の薄毛も治療できる

「20代でも薄毛になる」と聞くと、「もしかしたら」と思っていた人は心配になるかもしれません。

特に親や祖父母などに薄毛の人がいて、AGAの遺伝が疑われる人は、さらに暗い気持ちになるでしょう。

 

しかし、こうしたAGAは、適切な治療を受けることによって、進行を遅らせることが可能です。

例えば、AGAの治療薬の一部は、ジヒドロテストステロンを生み出す酵素の働きを抑制することにより、

髪の成長を促します。

遺伝由来のものであったとしても、ある程度対策は可能なのです。

当院でも、20代から治療をはじめて一定の効果が出ている方もいらっしゃいます。

 

3.若い人でもAGA治療に取り組んだほうがよい理由

20代の人でも薄毛が気になるのであれば、一度はクリニックにかかったほうがよいでしょう。

むしろ、若いうちからクリニックを受診したほうがよいといえます。

その理由について解説します。 

(1)AGAは進行性だから

AGAを発症すると、髪が抜け代わる周期(ヘアサイクル)が短くなり、成長しきらないまま髪がどんどん抜け代わっていきます。

一方で、髪の毛の元となる「毛母細胞」や「毛包幹細胞」といった細胞も、抜け代わりを繰り返すことで働きが落ちていき、やがて髪が生えなくなってしまいます。

つまりAGAを放置していると、髪が生えなくなってしまう箇所がどんどんと増えていくことになります。

だからこそ、若いうちからでも早期の対策が重要となります。

 

(2)進行に合わせて治療レベルを上げられるから

薄毛については残念ながら、治療すれば必ず治るとは断言できません。しかし治療をすれば、進行を遅らせることが期待できます。

いくつになってもフサフサでいることが理想ですが、高齢になったときに、若いころほど薄毛を気にするでしょうか。

もちろん薄毛治療では、医師は完治を目指します。しかしその一方で、薄毛は進行を遅らせることがとても重要です。

薄毛治療も、その他の病気の治療と同じように、早期の取り組みと長期の管理が効果を上げます。

「気になる」と思い始めた20代のころから、AGA治療専門クリニックで治療やヘアケアに取り組んでいくとよいでしょう。

  

4.若い人のAGA治療

 若い人でも中高年でも、AGAの治療法は変わりません。AGA治療がどのように進むのか紹介します。

日本皮膚科学会はAGA治療として、フィナステリドとデュタステリドという2つの薬を「A:行うことを強くすすめる」としています。

AGAと診断されると、多くのAGAの専門医はこの2つの薬のうちどちらかを処方します。フィナステリドとデュタステリドは同系統なので両方を同時に処方することはありません。

また、薄毛の兆候はみられるものの、まだ薬を使うほどではない場合は、髪の毛に栄養を与えるサプリメントや、頭皮の血行を改善する育毛剤をすすめることもあります。

さらに、AGAが進行している場合は、毛髪再生メソセラピーなどの毛髪再生治療を行うことになります。

若いうちから医師に診てもらえば、経過や症状を把握してもらえ、それに応じた治療が受けられます。

「かかりつけ医」を持つように、「かかりつけAGA医」を持ってみてはいかがでしょうか。

  

5.20代のAGA治療に関するご相談はウィル AGA クリニックへ

この記事では、20代のAGA治療について解説してきました。

そのほかにも薄毛・脱毛症に関するお悩みがある場合は、お気軽にウィル AGAクリニックにお問い合わせください。

薄毛に悩むす方が一人でも多く悩みから解放されるよう、

全力でサポートしていくことをお約束します。

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この記事の監修者
宮内 俊
ウィルAGAクリニック

多数のAGA患者の治療実績から生まれた独自の発毛理論をもとに、表参道ウィルAGAクリニック開院。 2018年5月ウィルAGAクリニックに改名し、全国に展開。千葉大学医学部卒。

ドクター紹介 +

多数のAGA患者の治療実績から生まれた独自の発毛理論をもとに、表参道ウィルAGAクリニック開院。 2018年5月ウィルAGAクリニックに改名し、全国に展開。千葉大学医学部卒。

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