ストレスは薄毛と関係がある? ~ストレスと薄毛の関係について解説します~

公開日 / 2020.12.02 更新日 / 2024.08.14


ストレスは、薄毛の原因のひとつとしてよく言われています。
ストレスを受けると、体にどのような変化が起きるのでしょうか。

ストレスと薄毛は関係しているのでしょうか。

今回は、ストレスによる体の影響、薄毛との関係について解説します。
また、ストレスを軽減させる方法についてもご紹介します。

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1.ストレスは体にどんな影響があるの?

(1)ストレスによる自律神経の乱れ

人はストレスによって、どのような影響を受けるのでしょうか?
体の神経のひとつに、「自律神経」というものがあります。

自律神経は、内臓や血管など人が生きる上で必要な機能をコントロールしています。
身体にとって必要不可欠な機能のため、私たちの意思とは関係なく独立して働いています。

自律神経は主に、「交感神経」と「副交感神経」に分かれます。
交感神経は、人が活動する昼間に活発になります。

それに対し、副交感神経はリラックスしやすい夜間に活発になります。
ストレスがあると、交感神経が優位に働き緊張状態が続くようになります。

(2)ストレスによる血行不良

血行のコントロールは主に自律神経で行われていますが、ストレスを受けると自律神経が乱れて、血管が収縮します。
血管が収縮すると、血流が減少して、体全体の血行が悪くなり、頭皮の血行も悪くなります。

(3)ストレスによるホルモンバランスの乱れ

ストレスはホルモンバランスの乱れも引き起こします。
男性ホルモンの「テストステロン」は成長と共に分泌量が増えますが、20代でピークを迎え、減少していきます。

しかし強いストレスを受けるとホルモンの分泌量が急激に低下します。
また、女性ホルモンのエストロゲンもストレスにより分泌量が低下すると言われています。

過度なストレスが加わるとホルモンバランスが崩れる原因です。
また、性ホルモンだけでなく、髪の毛の成長に関与する成長ホルモンもストレスによって分泌が低下してしまうことがあります。

ホルモンバランスが不安定になると、苛立ったり、鬱状態になりやすくなってしまいます。

(4)ストレスによる食事の乱れ

ストレスで自律神経が乱れると、内臓機能が低下すると言われています。

そのため、消化不良、食欲低下を起こしやすくなります。
それはそのまま栄養不足にもつながります。

2.髪の毛が受けるストレスの影響


前項で、体が受けるストレスの影響について解説しました。
この項では、特にストレスの髪の毛への影響について解説します。

(1)髪の毛への栄養の不足

髪の毛は毛根にある「毛母細胞」で作られています。
毛根にある「毛乳頭」と呼ばれる部分が毛細血管から栄養を取り込み、栄養を毛母細胞に届けることで、毛母細胞が活動できています。

ストレスにより頭皮の血行不良が起こると、毛母細胞に十分な栄養が届かなくなってしまいます。
また、食事の乱れによる栄養不足があると、さらに毛母細胞への栄養が不足します。

それによって、新しい毛が生えにくくなったり、髪の毛が弱く細くなったりして、薄毛の原因になります。

(2)ホルモンバランスの乱れによる髪の毛への影響

特に男性型脱毛症(AGA)、女性の男性型脱毛症(FAGA)などの薄毛には、男性ホルモンが深く関与していると言われています。
ストレスによりホルモンバランスが崩れると、急激なホルモンバランスの変化によって薄毛が進行してしまう場合があります。

また、成長ホルモンの分泌不足によって、髪の毛が十分に成長できなくなる場合もあります。
それによって薄毛が進行してしまいます。

以上のようなことから、ストレスは薄毛と関係があるということができます。

3.ストレスとうまく付き合う生活を


ストレスを完全に無くすことは難しいです。
学校や職場、家庭での人間関係、将来への不安など、どのような環境にいてもストレスの元はあります。

生活の工夫次第でストレスと上手く付き合っていくことが可能です。
具体的にストレスと付き合っていく方法を紹介していきましょう。

(1)リフレッシュする時間を増やす

ストレスの原因は人それぞれですが、長く続くと心体共に負担がかかります。
緊張をほぐしたり、気分転換する機会を増やしていきましょう。

例えば気の許せる友人とご飯に出かけたり、ランニングしてみたり、趣味に打ち込んでみたりとです。
それだけでなく日常の中で、少し息の抜ける時間を作ることもおすすめです。

(2)十分な睡眠をとりましょう。

ストレスを溜めないためにも十分な睡眠を取ることが必要です。
睡眠は長ければ長いほど良いわけではありません。

睡眠の質も重要です。
また22時から2時は睡眠のゴールデンタイムと呼ばれ、1日の中で副交感神経が最も優位に働きます。

(3)適度な運動をしましょう。

運動はストレス解消に最適です。
身体を動かすことで筋肉や血流の改善が見込まれます。

学業や仕事で忙しいとついおざなりにしがちですが、小さなことから始めてみましょう。

(4)頭皮マッサージをお勧めします。

頭皮のマッサージは、頭皮の血流改善効果と共にリラックス効果もあります。
そのため、ストレスを受けた際の、頭皮の血流改善に効果的です。

4.ストレスによる薄毛に関するご相談はウィル AGA クリニックへ

もし薄毛・脱毛症に関するお悩みがある場合は、お気軽にウィル AGAクリニックにお問い合わせください。

薄毛に悩む方が一人でも多く悩みから解放されるよう、
全力でサポートしていくことをお約束します。

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5.まとめ

今回は、ストレスと薄毛の関係について解説しました。

ストレスは薄毛を進行させる原因のひとつとなりますので、ストレスと上手く付き合う生活を心がけましょう。
また、薄毛が進行してしまう場合は、早めに病院を受診されることをお勧めします。

この記事の監修者
宮内 俊
ウィルAGAクリニック

多数のAGA患者の治療実績から生まれた独自の発毛理論をもとに、表参道ウィルAGAクリニック開院。 2018年5月ウィルAGAクリニックに改名し、全国に展開。千葉大学医学部卒。

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多数のAGA患者の治療実績から生まれた独自の発毛理論をもとに、表参道ウィルAGAクリニック開院。 2018年5月ウィルAGAクリニックに改名し、全国に展開。千葉大学医学部卒。

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