HARG(ハーグ)療法とは?料金や効果・副作用について解説

公開日 / 2020.12.02 更新日 / 2024.04.18
この記事の監修者
宮内 俊
ウィルAGAクリニック 総括院長

AGA患者70,000件以上※の治療実績から生まれた独自の発毛理論をもとに、表参道ウィルAGAクリニック開院。 2018年5月ウィルAGAクリニックに改名し、全国14院を展開。現在、ウィルAGAクリニックの総括院長、医療法人社団紡潤会の理事長として日進月歩研究を進めながら、日々の診療にあたる。千葉大学医学部卒。

ドクター紹介 +

AGA患者70,000件以上※の治療実績から生まれた独自の発毛理論をもとに、表参道ウィルAGAクリニック開院。 2018年5月ウィルAGAクリニックに改名し、全国14院を展開。現在、ウィルAGAクリニックの総括院長、医療法人社団紡潤会の理事長として日進月歩研究を進めながら、日々の診療にあたる。千葉大学医学部卒。

ドクター紹介 +


AGA治療法の1つであるHARG(ハーグ)療法。
あまり聞きなれない言葉のため、どのような治療法かご存じではない方も多いのではないかと思います。

あまり聞きなれない治療法を試すのはとても不安ですよね。
そこでこの記事ではHARG(ハーグ)療法とはどんな治療法なのか、どのような効果が期待できるのかを詳しく解説します。

またHARG(ハーグ)療法にかかる料金や副作用についても解説するので、HARG(ハーグ)療法を使ってのAGA治療を検討している方はぜひ参考にしてください。

【Youtubeでも解説中!】
Dr.シュンの発毛チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=WM3-m8R2MYc

1.HARG(ハーグ)療法とは?


HARG(ハーグ)療法とは、日本医療毛髪再生研究会が提唱する、医療毛髪再生治療のことを指します。

2006年にヨーロッパで成長因子を使った薄毛治療法が発表されたことをきっかけに、幹細胞を使用した薄毛治療が注目を集めました。

研究を進めていくと『サイトカイン』という成分が薄毛治療に有効であるということがわかりました。
サイトカインを用いて臨床実験を行ったところ、驚くべき発毛効果が見られたため、国内でもサイトカインを用いた最新の医療毛髪再生治療が開始されたのです。

HARG(ハーグ)療法の名称は日本医療毛髪再生研究会(Japan Hair Re-Generative Medical Association)のHair Re-Generativeの頭文字を取り名付けられました。

2008年に日本でHARG(ハーグ)療法の治療が開始され、12年たった2020年現在では250以上の施設でHARG(ハーグ)療法を使った治療を受けることができます。

出典:日本医療毛髪再生研究会 HARG®療法認定施設一覧

2.HARG(ハーグ)療法の特徴や効果


HARG(ハーグ)療法は、脂肪幹細胞から細胞の活性化に関係するいくつかの成長因子(タンパク質)を抽出したAAPEパウダーを頭皮に直接注入することで、毛母細胞を刺激し、活性化させます。

また、HARG療法で使われるAAPEパウダーを使用すると、AAPPEパウダーに含まれる成長因子の活動のみではなく、頭皮にもともと存在する幹細胞を活性化させるため、さらなる発毛効果が得られるのが特徴です。

他にも、AGA治療に用いられるフィナステリドやデュタステリドなどの薬の中には女性には服用できないものもありますが、HARG(ハーグ)療法は男性・女性の性別を問わず治療が可能です。

(1)毎月のフォロー注入でHARG(ハーグ)療法の効果は持続する

HARG(ハーグ)療法が他のAGA治療法と異なるのが、治療後に発毛効果が持続するという点です。

毛母細胞を直接刺激することで、ヘアサイクルを正常な状態に戻してくれるため、一度きちんと治療をしてしまえば、その後は年に数回程度のフォロー注入を行うだけで高い発毛効果を維持できます。

きちんとした発毛治療も同時並行でやらないと注射だけでは維持できません。

(2)AGA治療薬で副作用が強く出てしまった人にもおすすめ

市販のミノキシジル外用薬やAGAクリニックで処方された治療薬(フィナステリドやデュタステリド)を飲んだ際に副作用が出てしまったため、服薬治療を断念したという方でも、HARG(ハーグ)療法であれば副作用の心配がなく治療できます。

(3)HARG(ハーグ)療法は継続することが最も大切

HARG(ハーグ)療法では数回に分けて継続的に治療を行うことで高い発毛効果を実感できます。
そのため途中で効果が出ないからと治療を止めてしまうのではなく、3ヶ月から半年程度は辛抱強く治療を続ける必要があります。

成人の毛髪は1日に約0.3mm~0.4mm程度伸びると言われています。1ヶ月を30日だとすると1ヶ月で約1mm~1.2mm程度伸びます。
HARG(ハーグ)療法はを用いた治療は、ジヒドロテストロンが男性ホルモン受容体と結びついてしまったことによるヘアサイクルの乱れを正常に戻す治療ですので、新しい髪の毛が生えてくる効果実感を得られるのは、治療開始から6ヶ月目辺りが多いようです。

もちろん、効果実感には個人差がありますので、治療開始2ヶ月目から効果が見られたという方もいれば、12ヶ月目で効果を実感できたという方もいらっしゃいます。
そのため1ヶ月から3ヶ月程度の短期間で治療をやめてしまうのではなく、なるべく長期的な目線での治療が必要とされています。

出典:日本医療毛髪再生研究会 HARG®療法は何回で効果が表れますか?

3.HARG(ハーグ)療法の料金

継続的な治療により高い発毛効果を得られるHARG(ハーグ)治療ですが、続けるにはどれくらいのお金がかかるのでしょうか。

この章ではさまざまな施設が公開している料金表を元に、どの程度のお金がかかるのかを簡単にご説明します。

HARG(ハーグ)療法の平均的な料金

HARG(ハーグ)療法を用いた治療時の平均的な料金は1回の注入で80,000円~120,000円の価格帯の施設がほとんどです

また、複数回の注入を前提とした6回プランや9回プランの場合は400,000円〜1,200,000円と治療費は高額となります。

前述の通り、HARG(ハーグ)治療は継続した治療により高い効果を発揮しますので、1回の注入のみでは効果実感は得られないことがほとんどです。

保険適用外の自由診療のため金額は高額にはなってしまいますが、HARG(ハーグ)療法で高い発毛効果を実感したいのであれば、複数回の注入を前提とした治療プランをおすすめいたします。

4.HARG(ハーグ)療法の副作用


高い発毛効果のあるHARG(ハーグ)療法ですが、その高い発毛効果から副作用があるのではないか。と考えている人も多いのではないでしょうか。
しかしご安心ください。

日本医療毛髪再生研究会の発表によると、170以上の施設にて3万例を超えるHARG(ハーグ)療法を用いたメソ注入治療が実施されていますが、1件の副作用やアレルギー報告も無い事が証明されています。

また、脂肪幹細胞から抽出したタンパク質(AAPE)は特殊なフィルターでウイルスをろ過した後、ガンマ線を照射して滅菌しています。

海外では数万回の治療が実施され、国内でも動物実験と臨床テストを3万件実施し、安全性を確認できているのです。
また、HARG(ハーグ)カクテルはアレルギー起因物質も含んでいないことが確認されているので、安心して治療を行うことができます。

出典:日本医療毛髪再生研究会 HARG®️療法とは
日本医療毛髪再生研究会 HARG®療法に使うHARGカクテルは安全ですか?

5.AGAに関するご相談はウィル AGA クリニック

もし薄毛・脱毛症に関するお悩みがある場合は、お気軽にウィル AGAクリニックにお問い合わせください。

薄毛に悩む方が一人でも多く悩みから解放されるよう、
全力でサポートしていくことをお約束します。

関連記事

RELATED

ウィルAGAクリニック一覧

CLINIC

AGA・薄毛治療のお問い合わせ

CONTACT
「初診専用窓口」 初診の方はこちらからお問い合わせください。