2020/09/30
薄毛改善にイソフラボンが有効?効果や作用機序、摂取量などをまとめて解説!
/ コラム /
2020/12/29
この記事の監修者
「薄毛は気になるけど、育毛剤や薬は副作用が心配……」
そんな方におすすめなのが、低出力レーザーを使った育毛です。
最近ではクリニックでも、低出力レーザーを使った育毛メニューが増えてきています。
なぜ今、低出力レーザーによる育毛の人気が高まっているのでしょうか。
今回はその理由について、詳しく解説します。
低出力レーザーの特徴やメリット、育毛とその他の効果について気になる方はチェックしてください。
「本格的な薄毛治療も考えたい」
そんな方に役立つ情報も掲載しているので、ぜひ最後までご覧ください。
【Youtubeでも解説中!】
Dr.シュンの発毛チャンネル
低出力レーザーは、「LLLT(Low Level Laser Therapy)」とも呼ばれる、比較的新しい育毛方法です。
アメリカを中心に人気が出て、日本でも徐々に利用者が増えてきました。
使われるレーザーの波長は、650nm前後。これは頭皮の奥まで届きやすく、かつ刺激を与えない波長の強さです。
低出力レーザーの特徴は、以下の3つ。
・髪の毛の成長を促す
・副作用のリスクが低い
・AGAクリニックでも使われている
各特徴について、詳しくご説明します。
髪の毛は細胞分裂を繰り返すことで、成長していきます。
一方、低出力レーザーは頭皮のミトコンドリアに作用し、細胞を活性化させます。
乾重樹Drの研究である、照射後の細胞からのRNAを抽出して増減量を調べた実験では、HGFとレプチンとVEGF-Aなどの濃度が上昇していることが判明しております。
つまり細胞を活性化させ、髪の毛の成長を促すのが、低出力レーザーの育毛方法なのです。
低出力レーザーに使われる光線は危険性が低く、皮膚に悪影響を及ぼさない出力以下となっています。
動物実験等でも、皮膚面にトラブルが起きないことは証明済みです。
「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン」には、推奨する薄毛治療の方法が掲載されています。
その2017年版にて、低出力レーザーも加わりました。
推奨ランクはA~Dあるうち、低出力レーザーは上から2つ目の「B」。
これは、薄毛(AGA)治療薬のアデノシン外用と同レベルです。
低出力レーザーの主なメリットは、こちらです。
・痛みがほとんどない
・治療薬や育毛剤と併用できる
・男女問わずに利用できる
これから低出力レーザーを利用するかお悩みの方は、こちらも参考にしてください。
低出力レーザーは痛みがなく、安全性の高い育毛方法です。
さらに育毛だけでなく、消炎や鎮痛目的でも使われています。
頭皮に光を当てるだけで使える低出力レーザーは、治療薬や育毛剤と一緒に使っても構いません。
内服薬、外用薬問わず併用できる、安全な育毛方法です。
育毛剤や治療薬の中には、男性しか使用できないものもあります(例:プロペシア)。
一方、低出力レーザーであれば、性別に関わらず使用可能です。
前述の「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン」でも、男女ともに推奨度Bの方法として記載されています。
以下に当てはまる方は、低出力レーザーによる育毛がおすすめです。
・薬や育毛剤の使用を避けたい方
・リーズナブルに育毛したい方
・女性・肌が弱い男性
該当する方は、低出力レーザーの使用を検討してみましょう。
低出力レーザーは薬や育毛剤と違い、直接肌に塗ったり服用したりはしません。
「薬や育毛剤は副作用が怖くて、ちょっと避けたい……」
そんな方は、低出力レーザーから試してみるのもおすすめです。
低出力レーザーの中には、機器を購入して自宅で使用できるものもあります。
このタイプは一度購入してしまえば複数回使えるので、結果的に消耗品の育毛剤より安く済む場合も。
購入はオンラインショップ、クリニックから可能です。
気になる方はネット検索してみましょう。
副作用がなく、安全性が高い低出力レーザー。
そのため、肌が荒れやすい女性や敏感肌の男性にもおすすめです。
また、消炎効果も期待できるため、頭皮トラブルにお悩みの方にもピッタリ。
ただし肌トラブルが起きやすい方は、使用前に一度クリニックへ相談することをおすすめします。
育毛・薄毛治療で使われる低出力レーザーは、頭皮の環境改善にも役立つといわれています。
その理由について、説明していきましょう。
育毛は、生えている髪の毛を健康にすることです。
一方、発毛は抜けてしまった毛を生やすことを指します。
では、低出力レーザーがどのように育毛・発毛を促すのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
髪の毛が伸びるためには、新陳代謝を行う必要があります。
抜け毛の増加や、髪が生えなくなるのは新陳代謝が上手く行かないから。
その原因は、細胞の老化です。
老化した細胞は細胞分裂が遅くなり、新陳代謝が滞ります。
そこで役立つのが、低出力レーザーの細胞を活性化させる作用。
頭皮の細胞を活性化させ、細胞分裂をしやすい状態に導き、育毛・発毛を促すのです。
低出力レーザーには新陳代謝を促すと同時に、ヘアサイクルを整える効果も期待できます。
ヘアサイクルとは、髪の毛が成長するまでを以下の3つに分けたもの。
・成長期
・休止期
・退行期
成長期は髪の毛が生えたり伸びたりする期間。
以外の期間は、髪の成長が止まり、抜け毛などが起こります。
抜け毛の増加や薄毛は、成長期の期間が短いのが要因のひとつ。
そのため、低出力レーザーでヘアサイクルを整えれば、育毛・薄毛改善に繋がるのです。
健康的な髪の毛とは、つまり十分な太さと弾力がある状態です。
低出力レーザーなら、そうした健康的な髪の毛に近づける効果が期待できます。
頭皮に照射する低出力レーザーは、育毛だけでなく体調面の改善効果も期待できます。
低出力レーザーは頭皮の奥にある毛包を刺激し、血行を促進するといわれています。
血行が促進されると、血流がアップ。
血流がアップすると、体の隅々まで血液とともに栄養素が行き届くようになります。
その結果、育毛や冷え性の改善効果が期待できるのです。
肩こりや首こりが、頭皮の血行不良から起きていることは少なくありません。
低出力レーザーで頭皮の血行促進ができれば、こうした「こり」の症状が軽減する可能性があります。
血行不良で頭皮が硬くなると、顔にたるみやシワが出やすくなります。
こうした症状も、低出力レーザーによる血行促進で改善効果が期待できますよ。
ここからは低出力レーザーと比較した、他の育毛方法とのメリット・デメリットを見ていきましょう。
まずは、市販品も多い育毛剤との比較です。
育毛剤には、頭皮環境の改善や髪の毛を健康に保つ成分が配合されています。
医薬品ではないので、医師の処方がなくても使用できます。
ドラッグストアや通販など、手に入れやすいのがメリット。
低出力レーザーと同じく、薬に比べ副作用の危険性が少ないのも大きな特長です。
治療薬や低出力レーザーとは違い、発毛の効果はほとんど期待できません。
あくまで生えている髪の毛を健康にするためのものであり、新たに生やすための方法としては不適切です。
クリニックで処方される治療薬と、低出力レーザーを比較していきます。
「プロペシア」「ミノキシジル」など、さまざまな種類があります。
症状や性別に合わせて使えば、育毛や薄毛治療の効果が期待できます。
治療薬の種類によっては、低出力レーザーよりも高い治療効果が期待できます。
その一つが、「ミノキシジル外用」です。
「ミノキシジル外用」は、クリニックもしくはドラッグストアで購入できます。
最大のデメリットは、副作用の危険性があることです。
ほとんど副作用の心配がない低出力レーザーや育毛剤と比べると、使用には注意が必要となります。
最後に、増毛と低出力レーザーのメリット・デメリットを比較してみましょう。
増毛には、いくつか方法があります。
・結毛式:自毛に人工毛を結び、ボリュームを出す
・接着式:人工毛を付けたシートを、頭皮に貼る
・編み込み式:髪の根元に、特殊な糸を使って人工毛を結ぶ
・その他:ピンで留める、カツラを被るなど
それぞれにメリット・デメリットがありますが、ここでは共通のポイントをまとめています。
施術後すぐに育毛(増毛)の効果が得られるため、「急いで髪を増やしたい」という時に役立ちます。濡れても問題ないため、人工毛を付けたままスポーツやシャンプーも可能です。
最大のデメリットは、メンテナンスが必要なこと。
ほとんどの場合、1ヶ月ほどで人工毛の寿命がくるため、その度に着け直さなくてはなりません。
低出力レーザーは、市販のものだと充電式が一般的。
繰り返し使えるため、コスパ面では低出力レーザーに軍配が上がります。
もし薄毛・脱毛症に関するお悩みがある場合は、お気軽にウィル AGAクリニックにお問い合わせください。
薄毛に悩む方が一人でも多く悩みから解放されるよう、
全力でサポートしていくことをお約束します。