2020/11/05
「AGA」と「育毛」はどう違う?メカニズムの違いやオススメの育毛剤を紹介
/ コラム /
2021/01/28
この記事の監修者
宮内シュン
ウィルAGAクリニック 総括院長
AGA患者10,000件以上※の治療実績から生まれた独自の発毛理論をもとに、表参道ウィルAGAクリニック開院。 2018年5月ウィルAGAクリニックに改名し、新宿院、池袋院、銀座院、立川院、横浜院、千葉院を展開。現在、ウィルAGAクリニックの総括院長、医療法人社団紡潤会の理事長として日進月歩研究を進めながら、日々の診療にあたる。千葉大学医学部卒。
AGA治療は、病院で医師の指導のもと行うものです。
カウンセリングや診察を経て、自分の症状に適した治療法を探していきます。
ではAGA治療を行う場合、何歳から始められるものなのでしょうか。
効果を実感しやすい年齢というものがあるのであれば、予め知っておきたいですよね。
また、実際に治療を始めたら、どのくらいの期間が必要になるのかが気になるものです。
そこでこの記事では、AGA治療を始められる年齢から効果を実感できる年齢、そして治療期間について、AGAの基礎知識と併せて詳しく解説していきます。
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AGAはエージーエーと呼び、男性型脱毛症のことです。
成人男性に見られる症状で、毛が抜けることで髪が徐々に薄くなってきます。
一般的に遺伝的な要素が強く、男性ホルモンの影響が大きいとされています。
AGAでは、髪の生え際や前頭部か頭頂部のどちらか、または両方の髪が薄くなります。
自然と改善されることはまずありません。放っておくと症状は進行し、どんどん頭皮が目立ちやすくなってしまいます。
AGAは思春期以降、早ければ20代前半から気になりだす方もいます。
多くの方は30代中盤~40代にかけて、髪の薄さを実感するようです。
10代や20代前半でAGAの症状が出た場合、若年性脱毛症と呼ばれます。
最近抜け毛が気になる、でもきっとストレスが溜まっているからだ、と言うように薄毛を自分で判断してしまう方がいます。
しかし素人目では分からないことも多く、手遅れになる可能性も捨てきれないので自己判断は危険です。
テレビCMや雑誌広告などで見たことがある方も多いと思いますが、AGAは病院で治療を行う時代です。
育毛剤などを使うより、まずは病院で正しい診断をしてもらいましょう。
AGAの治療は、通常皮膚科、または専門のクリニックで行うことになります。
一部頭髪専門の科が設置されている大きな病院もありますが、育毛という観点で言えば、専門医院を探した方が安心です。
飲み薬や塗り薬で治療を行う方法です。
薬は何種類もあり、それぞれ成分や効果に違いがあります。
副作用も異なるので、もし効果を感じられない、体調が悪くなるなどがあればすぐ医師に相談しましょう。
LED光治療などと呼ばれる治療法です。
高輝度LEDを頭皮に当てることで、髪の毛を作る細胞である『毛母細胞』の発達を促します。
単体ではなく、他の治療法とセットで行われる方が多いです。
前頭部や頭頂部に比べ、薄毛になりにくい後頭部などの毛根を採取、薄毛の気になる部分に移植するのが植毛です。
自分の毛根を使うので、植毛できる量には限りがあります。
AGAは基本成人男性特有の、進行性の脱毛症のことです。
なので、どんな方であっても、基本的に18歳以上であれば、気になった段階で治療を始められます。
AGAでよくある症状だと思っていたら、実は違う病気のせいで髪が抜けている可能性もあります。
実際にAGAだった場合でも、治療のタイミングは医師の判断に委ねるのが一番安心・安全です。
AGAの治療薬には、日本人での未成年を対象とした投薬研究がなく、安全性の確認ができていないことから、基本的に未成年の服用はすすめられていません。
まずはどのような悩みがあるのか、どの部位が気になるのか、いつから気になるのかなど、問診で状態を伝えます。
もし希望の治療法があれば、詳しく聞いてみるのもいいでしょう。
実際に頭皮の状態、髪の状態を詳しく見ていきます。
クリニックにもよりますが、この段階までに、治療法や副作用、効果が出るまでの期間、費用などについての説明を受けて、いよいよ治療開始です。
こちらもクリニックによりますが、定期的に通い頭皮の状態をチェックします。
頭部の写真を撮って、髪の生え具合を比べられるようにする場合もあるそうです。
AGA治療は18歳以上であれでは誰でもできるという意見は確かにそうなのですが、実は治療に向かないパターンもあります。
以下に当てはまる方は、治療法について医師と相談するようにしてください。
一部の治療薬が精子運動率や精液量の減少という副作用があるので、不妊治療を行う際には控えたほうがよいです。
一般的な妊活であれば、使用しながら妊活を成功させているケースも多く、妊活が長引く、あるいは気になるようであれば中止しましょう。
まれに薬の副作用が出ることがあります。
薬を変えても改善されない場合は、そもそも治療法を変えなければいけません。
持病等で健康的に不安があり薬が使えない方も、医師と相談した上で治療法を決めましょう。
AGA治療は何歳から始めても問題ありません。
適したタイミング、適した治療を行えば、ほとんどの方が効果を実感できるとされています。
ただし早いうちに治療した方が改善率が大きくなると分かっています。
特に薬を使った一般的な治療では、効果の出方や、効果を実感できるまでの期間に個人差があるものです。
自分と同じ年齢の人と比べて効果が出ていない気がする…と悩む必要はありませんよ。
AGA治療では、年齢というより、抜け毛や毛量の減りを感じたらいかに早く治療を進めるのかが大切です。
AGAは進行性の脱毛症なので、薄毛が目立つ前に治療をした方が、効果も実感しやすくなります。
植毛は通常1度の外科的な施術で完了、髪が生えそろうのを待つだけです。
薬での治療なら最低半年程度、光治療も数回くり返し通院が必要なので数か月単位での治療期間が必要だと考えておきましょう。
治療法によって合う合わないがありますし、生活スタイルや頭皮の状態によっても効果に違いが出ます。
AGAは進行するものなので、髪が生えたからと言って治療を中止した途端、また抜け毛が増える・髪が細くなる可能性が高いです。
植毛の場合も自分の毛根を使うので、一生髪が生え続けるとは限りません。
お風呂の時や身だしなみの一環として、毎日見る自分の髪の変化には気づきにくいものです。
おでこが広がってきていないか?見えづらい頭頂部は?意識的にチェックすることが大切です。
より高い効果を感じるためにも、いかに早く治療を始めるかが重要になります。
恥ずかしさやまだ大丈夫という気持ちもわかりますが、勇気をだして早めに病院に行くようにしましょう。
治療を始めてから、もうそろそろ良いだろうと通院をやめてしまう方がいますが、やはりそれは良いことではありません。
治療を終了するにしても、きちんと医師と相談してからがベストです。
もし薄毛・脱毛症に関するお悩みがある場合は、お気軽にウィル AGAクリニックにお問い合わせください。
薄毛に悩む方が一人でも多く悩みから解放されるよう、
全力でサポートしていくことをお約束します。