AGA治療は保険適用か?AGA治療にまつわるお金の疑問を解説

公開日 / 2020.09.22 更新日 / 2024.04.18
この記事の監修者
宮内 俊
ウィルAGAクリニック 総括院長

AGA患者70,000件以上※の治療実績から生まれた独自の発毛理論をもとに、表参道ウィルAGAクリニック開院。 2018年5月ウィルAGAクリニックに改名し、全国14院を展開。現在、ウィルAGAクリニックの総括院長、医療法人社団紡潤会の理事長として日進月歩研究を進めながら、日々の診療にあたる。千葉大学医学部卒。

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AGA患者70,000件以上※の治療実績から生まれた独自の発毛理論をもとに、表参道ウィルAGAクリニック開院。 2018年5月ウィルAGAクリニックに改名し、全国14院を展開。現在、ウィルAGAクリニックの総括院長、医療法人社団紡潤会の理事長として日進月歩研究を進めながら、日々の診療にあたる。千葉大学医学部卒。

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AGA治療にまつわるお金の疑問を解説

AGA治療は早い段階でスタートすることがとても重要ですが、費用の面で心配や不安がある方もいらっしゃるかと思います。
この記事ではAGA治療にまつわるお金の疑問を解決していきます。

自費診療とは

患者が治療にかかる費用を全額負担しなければいけない保険適用外の診療です。命に関わる危険性がないと判断される治療は、医療保険の対象にはならず、自費診療の扱いになります。

一方、保険適用となる治療は健康保険などの公的医療保険が適用となる診療であり、自己負担額は1~3割。残りは健康保険などから支払われます。

風邪や病気などで病院を受診する際、必ず健康保険証が必要になりますが、自費診療の場合は保険適用外なので保険証の提示は不要です。

自費診療は全額の10割負担なので、医療保険の適用になるかどうかによって、かかる費用は大きく異なります。

AGA治療は保険適用にならない!

結論から言うと、AGA治療は保険適用にはなりません。

脱毛症を改善するためにおこなわれるAGA治療は美容目的の診療に分類されるので、医療保険には適用しないと判断されています。

ここからは、
「AGA治療以外にも保険適用にならない治療はあるのか?」
「金銭的に余裕ができてから治療を開始しても手遅れではないか?」
こんなところに着目します。

AGA治療以外の自費診療対象

AGA治療以外にも以下の治療は自費診療の対象となります。
・健康診断
・予防接種
・妊娠、出産(異常妊娠・分娩は除く)
・人工中絶手術(治療の一環として必要な中絶は除く)
・歯科矯正
・美容整形
・ケンカ・泥酔など、不行によるケガの診療費
・業務上の病気やケガ(原則労災適用となるため)
・加害者のいる事故による病気やケガ
など

自費診療扱いとなる治療は意外と多いので、AGA治療が特別珍しいわけではありません。

AGAは進行性の脱毛症|自費診療でも早めの治療を推奨

AGAは進行性の脱毛症です。
進行速度には個人差がありますが、確実に進行します。

治療を先延ばしにすれば、脱毛症は進行していき、治療期間は長くなり治療にかかるお金も増えます。まさに悪循環です。

もし、AGA治療が大きな負担になるのであれば、自分なりにできるところから始めてみるのも1つの方法です。

生活習慣の見直しはAGA治療をするうえでも重要となるので、早めに始めることをおすすめします。

AGA治療で保険適用の治療はある?

AGA治療で行われる治療は主に4つあります。
・外用薬
・内服薬
・注入治療(メソセラピー/HARG療法)
・植毛

いずれも保険適用外なので、全額自己負担です。

AGA治療薬の費用を抑えるコツ|ジェネリック医薬品を選ぶ

薬には「先発医薬品」と「後発医薬品」があり、ジェネリック医薬品と呼ばれる後発医薬品は先発医薬品よりも価格が安く、お求めしやすいのが特徴です。
効能や効果はどちらも変わらないので、ジェネリック医薬品を選んだからと言って効果が低かったり、副作用が出やすかったりすることもありません。

AGA治療薬のジェネリック医薬品は「プロペシア」「ザガーロ」「ミノキシジル」とあり、どれも安全性・効果ともに認められています。
少しでも費用を抑えたい方は、ジェネリック医薬品を選んでみてください。

AGA治療薬は医療控除の対象になる?

答えは「対象外」です。

そもそも医療控除の対象になるのは、健康維持を目的として使われる薬のみです。
AGA治療薬は発毛を促したり、毛が抜けるのを防ぐ作用をもつ薬なので、健康維持とは少し目的が異なります。

そのため、AGA治療薬は医療控除の対象にはなりません。

皮膚科でのAGA治療は保険適用される?

基本的に、皮膚科でのAGA治療も保険適用外になります。

「皮膚科ならもしかして…」と期待するかもしれませんが、医療機関であっても病気やケガなどでない限り、保険適用にはなりません。

ただ、例外があるのも事実です。
頭皮に炎症が起こり、毛髪が生えづらい状態になっている場合は、AGA治療ではなく炎症の治療としておこなわれます。

頭皮の炎症が原因で脱毛症になることもあるので、頭皮トラブルが起きている方は一度皮膚科を受診してみてはいかがでしょう。

保険適用になれば1~3割で済みます。しかし、頭皮の炎症によってAGAが発症するケースは少ないです。皮膚科でも保険適用外となる可能性は高いでしょう。

AGA治療中だけど保険加入時は告知するべき?

生命保険などに加入する際、AGA治療中であれば告知義務があります。

ここまで、
「AGA治療は健康維持のためにおこなうものではない」
「保険適用にはならない」
と説明してきました。
これらを考慮すると、「AGA治療中であっても保険加入時に申告する必要なはいのでは?」と思っても仕方がないでしょう。

AGA治療そのものに対して生命保険から給付されることはありませんが、もし告知しないまま保険に加入すると後にトラブルへと発展してしまう恐れがあります。
例えば、AGA治療によって副作用が起きた場合、症状によっては保険の適用対象になることも。
もし、AGA治療の申告が漏れていたら、給付されない可能性は否定できません。
こういったトラブルを回避するためにも、必ず申告するようにしましょう。
また、保険に加入後にAGA治療を始めた場合は、保険会社に「追加告知」すれば問題ありません。
告知義務違反が発覚すれば、最悪、契約解除になる可能性もあるので、これから保険加入を検討中の方やすでに加入している保険がある方は再度確認してください。

【まとめ】AGA治療は保険適用外|費用を抑えて早めの治療を!

AGAは健康を脅かす存在ではありません。
そのため、AGA治療は保険適用外の自費診療となります。
保険適用の治療に比べると負担が大きく、AGA治療を躊躇してしまう方も少なくないでしょう。

ここで重要なのは「早めの治療開始を心がける」ことです。
AGAは進行性の脱毛症である以上、ゆっくりでも確実に進行します。
症状が悪化すればするほど、治療は困難になり時間もお金も掛かるので、費用を抑えたいのであれば早めに適切に処置してもらいましょう。
また、薬での治療は初期段階で用いられるので、症状によって治療がステップアップすれば、1回にかかる治療代も高くなります。

費用を抑えるだけでなく、不安もなくなるので早めの治療を心がけてください。

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