つむじなど頭皮の負担を減らして薄毛予防!正しいドライヤーの方法

公開日 / 2021.06.30 更新日 / 2021.06.30
この記事の監修者
宮内 俊
ウィルAGAクリニック 総括院長

AGA患者70,000件以上※の治療実績から生まれた独自の発毛理論をもとに、表参道ウィルAGAクリニック開院。 2018年5月ウィルAGAクリニックに改名し、全国14院を展開。現在、ウィルAGAクリニックの総括院長、医療法人社団紡潤会の理事長として日進月歩研究を進めながら、日々の診療にあたる。千葉大学医学部卒。

ドクター紹介 +

AGA患者70,000件以上※の治療実績から生まれた独自の発毛理論をもとに、表参道ウィルAGAクリニック開院。 2018年5月ウィルAGAクリニックに改名し、全国14院を展開。現在、ウィルAGAクリニックの総括院長、医療法人社団紡潤会の理事長として日進月歩研究を進めながら、日々の診療にあたる。千葉大学医学部卒。

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シャンプー後のドライヤーは、髪のために欠かせないお手入れです。しかし、ドライヤーの正しいかけ方を知らない方も多いのではないでしょうか。間違ったかけ方をすると、つむじなど頭皮の負担を増やしてしまい、ハゲる可能性があります。

この記事では、間違ったドライヤーのかけ方が薄毛に与える影響や頭皮に負担がかかるドライヤーの方法、正しいドライヤーの方法を詳しく解説。正しい方法でドライヤーを使い、健やかな髪を保ちましょう。

1. 間違ったドライヤーのかけ方はハゲる原因になる?

間違ったドライヤーのかけ方は、薄毛に影響があります。しかし、ドライヤーをかけずに自然乾燥すると、かえって髪の毛や頭皮に悪影響が出てしまいます。それぞれご説明します。

(1) ドライヤーの熱風は薄毛に影響する

ドライヤーで薄毛になる理由は、熱風にあります。髪表面にある「キューティクル」は、髪をダメージから守る役割があります。キューティクルがはがれると、ダメージを直接受けてしまい、抜け毛の原因に。さらに、髪のなかのタンパク質などの栄養が外に漏れてしまい、髪の毛が細くなり、全体のボリュームがダウンします。

キューティクルは熱に非常に弱く、ドライヤーの温度によっては破壊されてしまいます。一度壊れたキューティクルは、修復ができないため、要注意です。

ドライヤーの熱風がダメージを与えるのは、キューティクルだけではありません。頭皮にも刺激を与え、炎症を起こすきっかけになります。頭皮の炎症により、毛根が弱り、ヘアサイクルが乱れ、通常よりも早く髪が抜けてしまう可能性もあります。

ドライヤーの熱風による、頭皮の乾燥も抜け毛に影響します。頭皮が乾燥すると血流が滞り、髪に栄養が充分いきわたらず、髪が抜けたり、細くなったりしてしまいます。

また乾燥により肌のバリア機能が弱まり、過剰に皮脂が分泌されます。皮脂が多すぎると頭皮環境が乱れ、発毛に影響するかもしれないので、注意が必要です。

(2) 自然乾燥は髪や頭皮に悪影響

自然乾燥が髪や頭皮に与える主な影響は、下記の3つです。

・キューティクルが開いたままなので、ダメージが受けやすい

髪が濡れているとキューティクルが開いた状態になり、ダメージを受けやすくなります。髪の栄養も漏れやすいので、ずっと濡れたままにしておくと、髪が痛んだり、抜け毛が増えたりする原因に。ドライヤーを使わずに自然乾燥にすると、長時間髪が濡れたままになるため、キューティクルの開きによる影響を大きく受けてしまいます。

・雑菌が繁殖して頭皮のダメージや臭いのもとに

シャンプーをしたあとの頭皮には水分が残っているため、そのまま放置すると、頭皮の老廃物を養分にして、雑菌が繁殖します。入浴後の頭皮は血流が良くなっており、頭皮が温かく、雑菌が繁殖しやすい環境です。

雑菌が繁殖すると、炎症やかゆみ、臭いが発生し頭皮がダメージを受けてしまいます。雑菌が毛根部分の養分を吸収すると、ヘアサイクルに悪影響を与え、抜け毛の原因となることも。薄毛を防ぎたいなら、頭皮環境を悪化させる自然乾燥はNGです。

・頭皮が冷えて血行不良の原因に

自然乾燥で髪を濡れたまま放置すると、頭皮が冷えるため、血行不良に。血行不良になると、髪に大切な栄養素が充分に届かなくなり、薄毛の原因になる可能性があります。

2. 頭皮や髪に負担をかけてしまうドライヤーの方法

頭皮に負担をかけてしまうドライヤーの方法は次のとおりです。思い当たる点があれば、薄毛を予防するために、見直してみましょう。

(1) 髪とドライヤーの距離が近い

髪を守るキューティクルは熱に弱い性質があるので、髪とドライヤーの距離が近いと、熱が当たりすぎ、髪にダメージを与えてしまいます

また、頭皮も熱で刺激されてしまうので要注意です。

(2)ドライヤーを当てすぎている

ドライヤーを長時間当てると、熱によって髪や頭皮にダメージを与えてしまいます。特に薄毛などで頭皮が透けているときや、つむじや分け目など頭皮が露出している箇所にドライヤーを当てるときは、充分に気をつけましょう。

特に濡れたままの髪にドライヤーを当てると髪の水分が多く、なかなか乾かないため、結果的にドライヤーを当てる時間が長くなってしまいます。

(3)一ヶ所にドライヤーを当て続けている

一ヶ所に集中してドライヤーを当て続けるのも、髪や頭皮のダメージの原因になります。乾かしにくいところなど、つい集中して当ててしまうので注意が必要です。

3.頭皮の負担を少なくする正しいドライヤーの方法

自然乾燥は頭皮や髪のトラブルにつながるため、ドライヤーを使うのがおすすめです。正しいドライヤーの使い方をご紹介するので、薄毛予防のために、意識してみましょう。

(1)タオルでしっかり水分をふきとる

ドライヤーをかける前に、タオルで水分をしっかりふきとりましょう。ドライヤーは頭皮や髪に熱風を当てて乾かすので、ドライヤーを使う時間はできるだけ短いほうがよいです。

髪が濡れていると、乾くまでに時間がかかるため、その分ダメージが大きくなってしまいます。タオルで水分を取り除くことで、ドライヤーの使用時間を短縮しましょう。

タオルでふくときに、ゴシゴシ擦ると摩擦で髪にダメージを与えてしまうので、優しく水分を吸いとるようなイメージでふくのがポイントです。

(2)低温に設定して乾かす

濡れた髪は60度、乾いた髪は90度くらいから熱によるダメージを受けるといわれています。ドライヤーの温度の基本設定は、100度~120度くらいが目安です。基本設定のままドライヤーを使うと、髪にダメージを与えてしまう可能性があります。

温度調節ができるドライヤーを使い、低温に設定するのがおすすめです。また、約60度に温度が設定されている「スカルプモード」があるドライヤーを使えば、髪や頭皮のダメージを防ぎながら乾かせます。

(3)頭皮や髪から離してかける

ドライヤーを頭皮や髪に近づけて使うと、熱風が直接当たり、ダメージが大きくなってしまいます。できれば20cm、最低でも12cmは頭皮や髪から離して使うようにしましょう。

(4)ドライヤーの風を当てる方向をこまめに変える

ドライヤーをずっと同じ方向から当て続けると、熱風が一点に集中し、頭皮や髪への負担が大きくなります。毎日、ドライヤーで乾かすたびにダメージが蓄積されてしまい、薄毛につながります。

ドライヤーを持ち換えて、左右両方から当てる、美容師のようにドライヤーを小さく揺らしながら当てるなど、まんべんなく乾かすようにしましょう。

一つひとつは小さなことに思えますが、頭皮や髪のケアで大切なのは積み重ねです。正しいお手入れをして、健やかな頭皮と髪へ整えましょう。

4.頭皮の炎症が気になったらウィルAGAクリニックへ

もし薄毛・脱毛症に関するお悩みがある場合は、お気軽にウィル AGAクリニックにお問い合わせください。

薄毛に悩む方が一人でも多く悩みから解放されるよう、

全力でサポートしていくことをお約束します。

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