おでこの産毛は処理すべき?処理のポイントや脱毛の必要性について解説
顔に生える産毛は、ひげや眉毛だけではありません。女性を中心に、眉毛から前髪の生え際にかけて生えるおでこの産毛を気にする方も少なくないのです。おでこの産毛を自分で処理をする際のポイントや産毛が生える理由、脱毛の必要性について解説します。
顔の産毛の処理に悩む女性は多くいらっしゃいますが、処理しなければならない産毛はひげや眉毛だけではありません。
じつは、眉毛から前髪の生え際にも産毛が生えてきます。女性を中心に、おでこの産毛を気にする方は少なくありません。本記事を通して、おでこの産毛を処理する際に気を付けたいポイントや、産毛が生える理由、脱毛の必要性を理解しましょう。
このページの目次
目次
1.おでこに生える産毛は何のためにあるのか
ひげや眉毛に比べて量は少ないものの、おでこにも毛穴は存在するので、産毛が生えてきます。特に、前髪を分けていたり、アップにしている方はおでこを丸出しにしているので、産毛が生えていると目立ってしまう可能性も。
まずは、おでこに生える産毛が何のために存在しているのか、理由を見ていきます。
(1)紫外線から顔を守るため
顔は身体の中でもとくに日光が当たりやすい箇所です。そのため、紫外線から顔の皮膚を守るために、おでこにも産毛が生えてきます。
産毛を処理したり脱毛したりすると、見た目は綺麗になりますが、皮膚へ影響を与える紫外線のような外的要因に対して、防御力が低下してしまうでしょう。
(2)産毛は毛穴の自浄作用としても機能する
産毛が生えてくる理由の一つに、「毛穴の自浄作用」という要素が挙げられます。毛穴の中に詰まった皮脂や汚れは、生え変わる産毛とともに毛穴の外へ排出されます。
産毛が生え変わるサイクルは2~3ヶ月といわれており、産毛を完全になくしてしまうと、かえって毛穴の皮脂や汚れが自浄されない可能性があるのです。
これらの理由で、おでこにも産毛が生えてきます。自分で産毛の処理をしたり、脱毛をしたりする際には、産毛がなくなるデメリットを理解して、アフターケアも意識しましょう。
(3)おでこの産毛はどのように処理すればよい?
おでこの産毛を処理する方法には、大きく「自分で処理をする」か「脱毛サロンへ通う」かの2つがあります。それぞれの特徴や具体的な方法を見ていきましょう。
①自分で処理する
おでこの産毛は、カミソリを使って自分で処理できます。方法は通常のシェービングと変わりませんが、改めて正しいシェービングの方法をおさらいしておきましょう。
- 前髪を留めておく
- ホットタオルやぬるま湯などでおでこを温めておく
- 乳液やシェービングクリームをおでこに塗る
- 切れ味の良いカミソリで毛流れに沿って上から下へ剃る
- 洗い流したあとに化粧水や乳液を用いて保湿
ポイントは、産毛を処理する前に、処理する箇所を温めておくことと、毛流れに沿ってカミソリを滑らせること。いずれも肌への負担を軽減するためのステップですので、顔の産毛を処理する際はとくに注意しましょう。
また、おでこは非常に目立つポイントですので、剃る範囲には十分に注意してください。万が一、前髪の生え際に刃を滑らせてしまうと、前髪の形が崩れてしまいます。慎重に処理をしましょう。
②脱毛サロンで処理する
おでこの産毛は、他の産毛と同様に脱毛サロンで脱毛できます。産毛は自分でも処理できますが、カミソリを使うことで肌を傷つけたり、毛穴を広げたりする可能性も高いです。
肌が弱い方や、おでこにニキビができる方には、脱毛サロンでプロに処理をお願いするとよいでしょう。肌を傷つけることなく、産毛だけをピンポイントで処理できますし、脱毛後は産毛が生えてこないので手入れの手間もなくせます。
また、おでこのみの脱毛であれば、他の箇所に比べて手軽に利用できるので、初めて脱毛を体験する方にもおすすめです。1~2ヶ月のスパンで施術を受けるのが一般的で、個人差はありますが、6~12回程度の施術で脱毛が完了します。
2.産毛と脱毛症(AGA)の関係性とは?
おでこに産毛があることは特段問題ではありませんが、特に男性のなかで、
- 生え際に産毛が増えてきた
- 生え際が後退してきた
というような場合は、脱毛症の可能性があるので要注意です。その理由について、AGAの仕組みから簡単に解説していきます。
(1)AGAとは?
AGAとは「男性型脱毛症」とも呼ばれる脱毛症の一種で、男性ホルモンの一種である「ジヒドロテストステロン」によって引き起こされます。
脱毛症と聞くと「太い髪がごっそり抜けていく」というイメージをなんとなく描いてしまいますが、実際は「髪が成長しきらないまま、どんどん抜け代わってしまう」という症状になります。
そのため、AGA初期の兆候として「産毛が増える」場合があるのです。
特に男性の場合は、
- 頭頂部
- 生え際
からAGAが進行するケースが多く、産毛が増えはじめ、生え際が後退している場合は注意したほうがよいかもしれません。
そのほかにも、
- 短く、細い抜け毛が多い
- 抜け毛の根元にふくらみがない
といった抜け毛の状態もAGAのサインとなります。さらに詳しくAGAについて理解したい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
関連記事:AGAとは?
(2)男性だけじゃない!女性男性型脱毛症(FAGA)について
脱毛症は男性だけのものではありません。女性に見られる女性男性型脱毛症(FAGA)という症状もあります。
女性ホルモンのバランスが乱れることによって引き起こされるとされていますが、そのくわしいメカニズムはまだわかっていません。
AGAが生え際や頭頂部などから薄くなっていくのに対し、FAGAは髪の毛全体が均等に薄くなっていく特徴があります。
そのためAGAと同じように、
- 短い抜け毛が増える
- 産毛が多いと感じる
といったサインに注視しておきましょう。
女性の脱毛症にはほかにも、ヘアゴムなどでつよく髪を引っ張り続けることで起こる牽引性脱毛症などがあります。くわしくは下記も参考としてください。
関連記事:女性の育毛治療
3.産毛の増加や薄毛に関するご相談はウィル AGA クリニックへ
もし薄毛・脱毛症に関するお悩みがある場合は、お気軽にウィル AGAクリニックにお問い合わせください。
薄毛に悩む方が一人でも多く悩みから解放されるよう、
全力でサポートしていくことをお約束します。