女性の薄毛改善に期待が高まる「クリニックでの治療」とは
男性の脱毛症である「AGA」の専門クリニックが近年大幅に増加していますが、
薄毛の悩みは女性にもあります。
女性の薄毛対策にも、AGA同様、クリニックで「治療」「改善」をすることが可能。
いっぽうで、その症状や治療法には男性とは異なる部分もあるため、事前にその違いを知っておくことが大切でしょう。
この記事では、女性の薄毛改善を行う専門クリニックについて、当院の治療内容も合わせて紹介してまいります。
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Dr.シュンの発毛チャンネル
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目次
1.女性向けの薄毛専門クリニックとは
広告やCMなどで、AGA(男性型脱毛症)の治療クリニックをよく見るようになりました。
いっぽうで女性にも薄毛に悩む人は増えており、女性向けの薄毛治療を行うクリニックも登場しはじめています。
実は、男性と女性では薄毛の原因にやや違いがあり、使用する内服薬や治療法などの一部に違いがあるのです。
(1)内服薬の違い
男性ホルモンが主な原因となるAGAの治療には、原因となるジヒドロテストステロン(DHT)の産生をおさえる内服薬が用いられます。
一方で女性の薄毛については、ジヒドロテストステロンの影響は男性よりも大きくないほか、
特に妊婦などの場合は胎児の成長に支障をきたす恐れがあるため、服用が禁止されています。
そのため、女性向けの内服薬はこれらを使わない形(アミノ酸やたんぱく質、ビタミンB群、L-シスチン等の栄養成分中心)の薬を用います。
(2)プライバシー対策
女性にとって、薄毛の悩みは男性以上に「知られたくない」「言いたくても言えない」もの。
そのため女性向けのクリニックは、こうしたプライバシー対策について力を入れています。
たとえばウィル AGAクリニックでは、カウンセリング時に他の患者さんと顔を合わせることがないように留意をしています。
2.医学的見地からみた女性の薄毛の発症メカニズム
男性の薄毛をAGAと呼ぶのに対し、女性の薄毛はFAGA(女性男性型脱毛症)と呼ばれます。
その症状には、男女で共通する部分もあれば、違う部分もあります。くわしく説明していきましょう。
(1)ヘアサイクルの乱れで生じる点では男女共通
FAGAもAGAも、その多くはヘアサイクルと呼ばれる周期の乱れによって生じます。
髪の毛は「成長期→退行期→休止期」を1サイクルとして抜け代わっており、これをヘアサイクル(毛周期)と呼びます。
しかし、さまざまな要因によってこの成長期の期間が短くなってしまうと、髪の毛が十分に成長しないまま、つまり細く短いまま退行期や休止期に入ってしまいます。
退行期から休止期に入った髪の毛が次に生えてくるまでには時間がかかるため、休止期の髪が多くなると、髪の毛が少なくなっていきます。
加えて、すでに生えている髪も細く・短いものが多くなるため、頭髪が薄くなったように見えるのです。これが薄毛です。
日本皮膚科学会によると、ヘアサイクルの乱れによる薄毛は、男女を問わず同一の経過をたどるとされています。
(2)女性は発症がやや遅めだが、若年層も油断は禁物
ヘアサイクルの乱れには性ホルモンが関わっているとされています。
AGAと呼ばれる男性型脱毛症は、男性ホルモンが特定の酵素によって変化したジヒドロテストステロン(DHT)が強い影響を及ぼしていることがわかっています。
一方、女性の薄毛とホルモンの原因についてはまだはっきりとはわかっていませんが、加齢や出産などによる女性ホルモンの減少が一因と言われています。
そのため、男性ホルモン由来のAGAが20代後半から30代にかけて目立ってくるのに対し、
女性の薄毛は更年期が訪れる40~50代から比較的多くなっていく傾向にあります。
一方で、女性であっても若いころから薄毛に悩む人も少なくありません。
女性の薄毛も男性同様、放置しておくと進行していってしまいます。
気になりはじめたら早めにケアを行っていくようにしましょう。
3.当院で行っている女性向け薄毛治療の種類
薄毛治療専門クリニックが行っている、女性向け薄毛治療を紹介します。
(1)オーガニック治療
オーガニック治療はes nature premiumという育毛サプリメントとes δという幹細胞培養上清に育毛成分を配合した外用薬を使用しております。
(2)ウィル AGAクリニックのオリジナル発毛薬「es women (エス ウーマン)」
es womenは、ウィル AGAクリニックが、発毛成分と髪の毛の栄養成分を、独自の割合で配合したオリジナルの発毛薬です。
毛根の血管拡張、毛根の細胞増殖、毛根細胞の成長因子産生を促進し、男性ホルモン受容体を間接的に抑制させる効果が期待できます。
(3)LHDV頭皮注入治療
ウィル AGAクリニックオリジナルの治療です。
乳歯由来幹細胞培養上清液から抽出した「300種類以上の高濃度成長因子」と「エクソソーム」を配合した薬剤を、頭皮の下1~2mmに直接投与します。
エクソソームとは、細胞や組織に働きかけ生体をコントロールするメッセージ物質で、髪の毛の細胞である毛包幹細胞を活性化させ、発毛効果を高める効果が期待できます。
【リスク・副作用】
まれに注射による頭部の腫れ、皮膚の軽度の痛み、内出血が起こる場合がございます。
※既知の重篤な副作用はございません。
(4)HARG療法
HARG療法も薬剤を頭皮に直接投与する治療法ですが、投与するのは、脂肪由来幹細胞から抽出した成長因子を含むタンパクを主原料とした薬剤です。
【リスク・副作用】
まれに注射による頭部の腫れ、皮膚の軽度の痛み、内出血が起こる場合がございます。
※既知の重篤な副作用はございません。
(5)PFC療法
PFC療法の原料は、患者さんから採取する血液です。
血液を遠心分離にかけて、成長因子を含む上澄みを抽出。さらにこの成分を凝縮、活性化したものを患者さんに戻します。
PFC療法で使う製剤の原料は自分の血液なので、より安全に治療を受けることができます。
【リスク・副作用】
まれに注射による頭部の腫れ、皮膚の軽度の痛み、内出血が起こる場合がございます。
※既知の重篤な副作用はございません。
4.女性の薄毛治療に関するご相談はウィル AGA クリニックへ
この記事では、女性の薄毛治療について解説をしてきました。
そのほかにも薄毛・脱毛症に関するお悩みがある場合は、お気軽にウィル AGAクリニックにお問い合わせください。
薄毛に悩む方が一人でも多く悩みから解放されるよう、
全力でサポートしていくことをお約束します。