30代からの薄毛の対処法。症状の特徴とクリニックでの治療内容を解説

公開日 / 2020.11.06 更新日 / 2020.11.06
この記事の監修者
宮内 俊
ウィルAGAクリニック 総括院長

AGA患者70,000件以上※の治療実績から生まれた独自の発毛理論をもとに、表参道ウィルAGAクリニック開院。 2018年5月ウィルAGAクリニックに改名し、全国14院を展開。現在、ウィルAGAクリニックの総括院長、医療法人社団紡潤会の理事長として日進月歩研究を進めながら、日々の診療にあたる。千葉大学医学部卒。

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AGA患者70,000件以上※の治療実績から生まれた独自の発毛理論をもとに、表参道ウィルAGAクリニック開院。 2018年5月ウィルAGAクリニックに改名し、全国14院を展開。現在、ウィルAGAクリニックの総括院長、医療法人社団紡潤会の理事長として日進月歩研究を進めながら、日々の診療にあたる。千葉大学医学部卒。

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「30代でも薄毛になります」と聞いたら、ドキッとする方がいるのではないでしょうか。

「薄毛は40代以上の病気」と思って油断していると、手遅れになってしまうことがあります。

30代と若くても、「あれ?」と感じたら、対策を講じたりクリニックで薄毛治療に取りかかったりましょう。薄毛は20代でも発症するので、30代の薄毛は早いとはいえないくらいです。

この記事では、30代の薄毛の特徴を紹介したうえで、クリニックが30代のAGA(男性型脱毛症)患者さんにどのような治療を提供しているのか解説します。

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1.30代の薄毛の特徴

まずは、30代の薄毛の特徴についてみていきましょう。

(1)30代までの約3人に1人がAGA(男性型脱毛症)に

日本皮膚科学会が作成した「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」によると、

男性型脱毛症(AGA)は思春期以降から始まりますが、多くは20代後半から30代にかけて症状が目立つようになり、進行して40代以後に完成される、とされています。

20代の発生頻度が10%

30代の発症頻度は20%とされており、30代までの男性のおよそ3人に1人が発症していることになります。

外見に目立った症状がない場合でも、

  • 細く・短い抜け毛が目立つ
  • 抜けた毛の毛根のふくらみが小さい
  • 頭頂部や生え際の後退が目立つ

といった場合は、AGAの発症が疑われます。

(2)AGAのたどる経緯

AGAは、髪の毛の成長サイクル(ヘアサイクル)の乱れを引き起こします。

ヘアサイクルは、髪が長く・太くなっていく「成長期」、抜け代わりの準備をはじめる「退行期」、髪が抜けて新しい髪が生えるまでの「休止期」で構成されますが、

AGAが発症するとこの「成長期」が極端に短くなります。

健康な人の髪の毛の9割近くが成長期にあると言われており、

また休止期は3か月程度、髪が生えてこない状態が続くため、相対的に生えている髪の量が少なくなります。

さらに残った髪も細く・短いものになるため、地肌が目立つ薄毛」の状態となります。

 

さらにAGAが進行すると、髪の毛の元である「毛母細胞」と「毛包幹細胞」の働きが落ちていき、

最終的に髪が生えない状態となってしまいます。

  

2.30代の薄毛の原因

30代の薄毛の原因にはどんなものがあるのでしょうか。ここでは大まかに2つをご紹介します。

 

(1)頭皮の状態の悪化

頭皮が何らかの原因で炎症を起こすことにより、脱毛につながるパターンです。

その原因には様々なものがありますが、たとえば、体内からにじみ出てくる脂(あぶら、皮脂)の付着などがあげられます。

これは皮膚を守るバリアとなる一方、過剰に分泌されると細菌が繁殖する元となり、炎症につながってしまいます。

特に20代後半から30代以降にかけ、皮脂が増加していくため、シャンプーを丁寧にするなどのケアが必要となります。

 

また加齢による影響は皮脂だけではありません。頭皮に含まれる水分量もまた、20代ごろをピークに減少していきます。

肌の乾燥が進むと、かゆみや乾燥性のフケの増加を招き、さらに頭をかくことで頭皮が傷ついたりすることで、こちらも炎症につながります。

そのため、「髪の洗いすぎ」もNGです。洗いすぎることによってかえって皮脂の分泌量の増加を招く場合もあります。

保湿成分のあるシャンプーを使う、ぬるめのお湯でシャンプーをするといった対策をとるようにしましょう。

皮脂の分泌量は体質によるものも大きいため、自分に合った洗髪を行うことが大切です。

 

(2)ジヒドロテストステロン(DHT)

冒頭で説明したAGAの発症には、ジヒドロテストステロン(DHT)と呼ばれる男性ホルモンが深く関与していることがわかっています。

これは男性ホルモンのテストステロンが、5αリダクターゼという酵素の働きによって変化したもので、

これが毛乳頭と呼ばれる細胞内にある男性ホルモン受容体(アンドロゲンレセプター)と結びつくことにより、髪の毛の成長を抑制してしまうのです。

記事冒頭で説明した通り、20代後半から30代にかけて、こうした症状がみられるようになります。

AGAの治療は、このジヒドロテストステロンを生み出す5αリダクターゼの活性を抑え、かつ毛髪の成長を促進していくことが主となります。

 

3.30代の薄毛治療はこのように行われます

当院の症例・実績より、ウィル AGA クリニックで治療を受けた30歳の患者さんの治療例をご紹介します。

来院当初から髪の毛が細く軟らかく、来院の2、3年前から髪の毛のハリとコシが失われ、髪のセットがしづらくなっていたといいます。

AGAと診断し、内服薬による治療と、毛髪の成長因子を頭皮に注入するLHDV頭皮注入を並行して行った結果、治療開始から6カ月で改善傾向がみられています。

もちろん効果には個人差はありますが、治療例のひとつとしてご参考ください。

また稀ではありますが、こうした治療により、血圧低下、むくみ、皮膚の軽度の痛み、出血などが起きる場合があります。

当院では治療前に医師による説明を必ず行いますので、不安がある場合はご相談ください。

 

4.30代女性の薄毛について

女性の薄毛の発症は更年期以降が多いのですが、30代女性も油断できません。

先ほど、薄毛は、髪の毛の成長期の期間が短くなり休止期の髪の毛が増えることによって発生すると紹介しましたが、この過程は女性もたどります。

女性の薄毛のメカニズムと男性の薄毛のメカニズムは異なる点があることから、女性の薄毛はFAGA(女性男性型脱毛症)などと呼ばれ、AGAと区別されています。

男性ホルモンが強い影響を及ぼすわけではない一方で、

頭皮の炎症や生活習慣の影響は男性と共通であるため、同様の対策を行いましょう。

また女性に特有の原因として、女性ホルモンの減少を原因とする脱毛もあります。

出産前後や経口避妊薬の中断などによって起こり、頭髪全体が均等に薄くなるのが特徴。

そのほか、極端なダイエットなどによる栄養不足も薄毛の原因となります。

 

うした女性の薄毛治療に対応しているAGAクリニックもありますので、

頭髪に悩んでいる場合は早めに相談してみるのもよいでしょう。

  

5.30代の薄毛に関するご相談はウィル AGA クリニックへ

この記事では、30代の薄毛について解説をしてきました。

そのほかにも薄毛・脱毛症に関するお悩みがある場合は、お気軽にウィル AGAクリニックにお問い合わせください。

薄毛に悩む方が一人でも多く悩みから解放されるよう、

全力でサポートしていくことをお約束します。

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