20代薄毛の原因と対策。早期治療がカギとなる理由とは?

公開日 / 2020.09.21 更新日 / 2023.12.01
この記事の監修者
宮内 俊
ウィルAGAクリニック 総括院長

AGA患者70,000件以上※の治療実績から生まれた独自の発毛理論をもとに、表参道ウィルAGAクリニック開院。 2018年5月ウィルAGAクリニックに改名し、全国14院を展開。現在、ウィルAGAクリニックの総括院長、医療法人社団紡潤会の理事長として日進月歩研究を進めながら、日々の診療にあたる。千葉大学医学部卒。

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AGA患者70,000件以上※の治療実績から生まれた独自の発毛理論をもとに、表参道ウィルAGAクリニック開院。 2018年5月ウィルAGAクリニックに改名し、全国14院を展開。現在、ウィルAGAクリニックの総括院長、医療法人社団紡潤会の理事長として日進月歩研究を進めながら、日々の診療にあたる。千葉大学医学部卒。

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20代薄毛対策

薄毛は30代や40代の悩みというイメージが一般的ですが、近年は20代でも薄毛に悩む方が増えてきています。中には「20代でクリニックや病院に通うのは恥ずかしい」と感じる方も少なくありませんが、早く治療を開始すれば、それだけ薄毛を改善できる可能性は高くなります。

この記事では、20代男性が薄毛になる原因を分析したうえで、具体的な解決法をご紹介していきます。早めに対策を打つことで、効率良く薄毛の悩みを克服しましょう!

年代別の薄毛人口統計

まず初めに、薄毛に対して不安を抱いている人がどのくらいいるのか、世代別にデータを見て行きましょう。
20代薄毛の人口統計

(引用:Beauty総研)

この表から、20代男性の薄毛の特徴として以下の2点を読み取ることができます。

薄毛を気にする20代は意外と多い

髪の毛に関する様々な悩みのうち、薄毛を気にしている人の割合は20代でも74.7%に及びます。これは他の世代と比較しても、ほぼ平均通りの数値であることがお分かりでしょう。

20代は特に髪の細さや抜け毛、ボリュームの無さなどに対する悩みが多く、「将来的に薄毛になってしまうのではないか」と漠然とした悩みを抱えている方も多いようです。

20代は薄毛への対策が疎かになりがち

20代のもう一つの特徴として、具体的な対策をしている割合が54.5%と、他の世代に比べて低いことが挙げられます。

背景としては、「20代なのにクリニックを受診するのは恥ずかしい」と感じる方が多いことが起因しています。クリニックに行きたくても周囲の目線が気になってしまい、「20代だからまだ大丈夫だろう」と、悩みを放置してしまう方も少なくありません。

20代の薄毛の原因

では、20代でも薄毛に悩む人が増えているのには、どういった理由があるのでしょうか?ここでは主に3つの理由を分析していきます。

AGAが主な原因

男性の薄毛の原因は、90%がAGA「男性型脱毛症」によるものだと言われています。これは「DHT(ジヒドロテストステロン)」という悪玉男性ホルモンに大きく影響を受けるもので、DHTは体毛の成長を促す一方、髪の毛の成長は妨げてしまうという特徴があります。

DHTが活発化すると、ヘアサイクルにおける成長期が短縮し、髪の毛が十分に育たないまま抜けてしまいます。腕や足などの体毛が濃い方は、それだけAGAになる可能性も高いと言えるでしょう。

また、AGAは遺伝にもよるため、もし家系に薄毛の方がいれば、それだけAGAになる確立は自ずと高くなります。実際、日本人男性の3人に1人はAGAの可能性があると言われており、20代でも全体の約10%がAGAを発症しています。

生活習慣の乱れ

AGAの原因は、遺伝などの先天的要因だけとは限りません。例えば、生活習慣が乱れていると、髪の毛に十分な栄養が行き届かず、髪の毛も自ずと薄くなってしまいます。特に髪の生成に必要な成長ホルモンは睡眠時に分泌されるため、質の高い睡眠をとることが薄毛対策としても非常に重要です。

他にも、以下のような生活習慣がある方は、AGAになる確立が高くなると言われています。自分にあてはまるものをチェックし、可能なものは早めに改善するよう意識してみてください。

・飲酒
・喫煙
・運動不足
・睡眠不足
・栄養バランスが偏っている
・携帯やパソコンを長時間使う
・就寝前にスマホをチェックする

●他の記事にて、AGAの原因について紹介しております。
AGAの主原因は2つ | 「遺伝」「生活習慣」を解説

20代の薄毛は治療改善の可能性が高い

AGAの厄介な特徴として、一度発症すると、治療を行わない限りそのまま進行していくということが挙げられます。そのため、年を重ねれば重ねるほどAGAは深刻化し、治療も大変になりますが、言い換えれば若いうちに対策をすれば、AGAを治すのは決して大変ではありません。

治療の際に毛根が消滅してしまっていると、AGA治療も難航しますが、20代であれば毛根が消滅している可能性はきわめて低いと言えます。大規模な治療も不要なので、早期に治療に踏み切れば、かかる治療費も自ずと安くなると言えるでしょう。

20代の薄毛(AGA)は早期治療が命

加齢とともにAGAが進行し、毛根から毛が生えない状態になってしまうと手遅れですが、20代ならまだAGAを克服できる可能性が高く残っています。仮に脱毛症が進行していたとしても、毛根には毛を発育する細胞が残っているので、早期治療を行えば十分な効果が期待できます。

とは言え、初めてのAGA治療となると、何かと不安もつきもの。「AGA治療ってどんなものがあるの?」、「治療は痛くないの?」などと、AGA治療に対して疑問や不安を持つ方も多いことでしょう。ここからは、専門のAGAクリニックで行われている具体的な治療法を、主な3タイプに分けてご紹介します。

内服薬を使用

一番シンプルで、低価格で行うことのできる治療が、内服薬(飲み薬)を用いた方法です。

特に抜け毛を予防する「フィナステリド」や、発毛を促進する「ミノキシジル」などは非常に一般的で、専門のクリニックで薬を処方してもらえれば、毎日服用するだけで気軽に治療を行うことができます。
また、単剤での治療だけではなく、「複数の内服薬を併用」「内服薬とメソセラピーを併用」するなどといった併用治療も効果的とされています。

他の記事にて、併用療法について紹介しております。
フィナステリドとミノキシジル併用治療は効果的⁈

内服薬での治療は「AGA治療は初めて」という方には、おすすめの治療法です。インターネットでも内服薬を購入することも可能ですが、海外の偽物などが出回っていることも多いため、専門のクリニックで処方してもらうことをおすすめします。

外用薬を使用

同じくAGA治療において一般的なのが、外用薬(塗り薬)を用いた治療法です。

頭皮に外用薬を直接塗りこむことで、有効成分をしっかりと毛根まで浸透させることができます。外用薬だけでの治療も可能ですが、内服薬とセットで治療することで、より効果を期待することができます。

植毛で髪を増やす

3つ目に挙げられるのは、植毛によって髪の毛の本数を増やすという治療法です。

植毛には、自分の髪の毛を移転する「自毛植毛」と、ポリエステルやナイロンでできた人口毛を植える「人工植毛」の2タイプがあります。中には針を用いた施術もあるため、痛みを伴う可能性もありますが、近年は多くのクリニックで痛みを軽減するためのオリジナル治療法が実践されています。

植毛は術後すぐに効果を実感することができるので、「今すぐに薄毛を解決したい」という方にはおすすめですが、内服薬や外用薬に比べると費用もかなり高くなります。医療ローンを用意しているクリニックもあるので、費用が気になる方はまずはクリニックに相談してみましょう。

まとめ

シャンプーを用いたヘアケアや頭皮マッサージなどでも、最低限の薄毛対策を行うことはできますが、すでにAGAを発症している場合には、専門の治療を行わないとAGAが日々進行してしまいます。

AGA治療は早ければ早いほど治療しやすく、費用も低く抑えられる傾向にありますので、「最近薄毛が気になる」という方は、ぜひAGAクリニックを受診してみてください。完全個室制など、患者のプライバシー保護を徹底したクリニックも多いので、「周囲の目が気になる」という方も、ぜひ一歩踏み出してみてはいかがでしょうか?

早めの対策により、薄毛の心配のない、明るい未来を手に入れましょう.

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